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平成14年第4回定例会(第4日目) 本文 開催日:2002-12-11
平成14年第4回定例会(第4日目) 議事日程・名簿 開催日:2002-12-11

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  1. 石岡市議会 2002-12-11
    平成14年第4回定例会(第4日目) 本文 開催日:2002-12-11


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    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 平成14年12月11日(水曜日)                   午前10時00分開議 ◯議長(鈴木行雄君) ただいまの出席議員数は21名です。定足数に達しておりますので、これより前回に引き続き本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程表のとおりであります。  これより議事日程に入ります。            ───────────────────────  日程第1 一般質問 2 ◯議長(鈴木行雄君) 日程第1、一般質問。  これより前回に引き続き、市政一般に関する質問を行います。  6番・小松美代子君。                 〔6番・小松美代子君登壇〕 3 ◯6番(小松美代子君) おはようございます。通告に従いまして、順に、市長並びに担当部長、教育長、教育次長にお尋ねを申し上げます。  まず第1点目に、3点ほど市長の見解を伺いたいと思います。  今朝の朝刊でも、合併につきまして、昨日動きがあったということで報道がされております。議会の方では、これまで議長や副議長をはじめといたしまして、各常任委員会の委員長、副委員長、また、議運の委員長、副委員長が、小川町、美野里町、玉里村の協議会に働きかけをする、あるいはまた、逆に小川町、美野里町、玉里村の協議会の方から、玉造町、八郷町も含めて、合併についての懇談の申し入れがあると。このような状況の中で、市長がこの合併について決断を迫られている時期ではないかと、このように思うわけです。私は、合併をどことどのように進めるかにつきまして、最終的には住民の意向が大変重要であるかと、このように思います。私どもはこの間、10月から、全市的に、約1万3,000枚弱なんですけれども、市政アンケートというのを実施しました。今、石岡に住んでいる住民の皆さんが、石岡っていいなという、そういうまちづくりをしていくのに、どのように石岡のまちを考えているのか、そしてまた、これからどのようにまちづくりを進めていいのか、そういうようなことでアンケートをしたわけです。この中で当然合併についても聞きました。その中では、私どもの回答はおよそ500通、480通に上りました。しかも、アンケートで、氏名、住所は書かなくても結構なわけですけれども、差し支えなければという問いには約100名を超える方が記名でアンケートに答えていただきました。私どもは、この合併については、玉里村、八郷町、千代田町、美野里町との合併についてどう思うかと、このような問いかけをしたところです。これは石岡市を取り巻く近隣の町村という意味でこういうことでありまして、小川町とか玉造町とか、こういったところが入ってはいなかったんですけれども、市民から寄せられた回答は、合併に賛成、どちらかといえば賛成、これが本当に圧倒的に多いという結果が出ました。石岡のまちづくりを考えるときに、市民の皆さんが近隣の町村との合併を考えていると、このようなことがこのアンケートからもわかりました。単に戻ってきた数が480通余りではありますけれども、私どもは、これまでの経験から言いまして、この結果というのは市民の意向を大いに反映していると、このように思っているわけです。そこで、合併の枠組みでは、さらに、やはりもっと大きな視野で考えて土浦市ともという、そういう意見も、多少ですけれども、ございました。市長のこれまでの発言では、近隣の町村ということではございますので、一応こういう意見もあったということをお伝えしておきますけれども、この近隣の町村、枠組みを市長は最終的にどのように考えているのか、市長からの強い働きかけをどこにしているのか、そのこととあわせて、来年1月中の協議会の発足というような、そういう形での要請があったように今朝の新聞報道を見ましたけれども、最終的に市民の住民投票に付して全体の意思を確認する意向、そういったことを今持ち合わせているのかどうか、そのことについて、まず1点目に伺いたいと思います。  そして、次、2点目でございますが、今、笠間市に建設が既に着工いたしました産廃処理施設でございます。これは石岡から遠く離れてはいるわけですけれども、石岡の市民の皆さんが、私どもが飲料水としております湖北水道企業団から供給される上水道、飲料水ですが、これは中央広域水道の笠間水系から水が供給されております。もちろん、石岡市の地下水をくみ上げての供給ということもあるわけですが、まあ、これは湖北水道企業団議会ではないかというようなご指摘があるいはあるかもしれませんけれども、私ども市民の命にもかかわる上水道のことですので、あえて、市長がこの若干離れた土地、笠間に建設される産廃処理施設についてどのような見解を持っているのか、お伺いしたいわけです。これは茨城の国立大学の地質学の専門家でさえ、泥船に産廃を積み上げていく、そのような本当に危険なものであるという指摘をしております。テレビで2度か3度取り上げられております。その中で、着工のときに、県知事が同席したわけですけれども、テレビカメラが入っているということだったんでしょうか、知事のあいさつもなく着工されるという、極めて異例な式典の模様がテレビで放映されました。現在、さまざまな形で住民が、仮処分の申請も300名を超える原告団を構成しまして、申請をしているわけですけれども、私たちの飲料水が今後安全であるかどうか、その保障がないという中で、私たちはもっとこのことについて関心を持たなければいけないのではないかと、このように思うわけです。現地は採石場の跡地につくるわけですけれども、この採石場は地下水がどんどん湧き上がってきまして、とても砕石を掘ることができないというような状況の中で放置された採石場。それで、現在は仮称ふじみ湖という遊水池、池のような、湖のような、そういうような状態になっております。この水の抜き取り作業が始まったわけです。このことによって、住民が指摘したように、建設される福田地区というところの方々は井戸水を使用しているんですが、井戸水の水位が下がったと。ですから、非常に地下水と関連性の高いところに産廃の施設をつくっていくと。そういうことであれば、私たちは涸沼川から取水しているわけで、この産廃処理施設の汚水等が涸沼川に注がれない、このようには言っておりますけれども、その危険性も十分にはらんでいると。こういうことですので、私はあえて市長の見解を伺うわけでございます。  3点目に、法人事業税への外形標準課税の導入についてということでご質問を申し上げます。これは6月の議会前後だと思いますけれども、県北の自治体の首長さんより、地方税源の充実確保に関する意見書の提出を求めるということで、当議会の方に要望が出されました。継続になっておりまして、9月の議会の中で、意見書の提出ですので議会運営委員会の中で審議がされたわけです。それで、2つの会派は、この意見書に賛成と。これは3項目ありまして、2番目に、法人事業税外形標準課税を導入することという1項目がありました。このために、一つの会派の委員の方が、これがあるんでは反対だと、そのように意見表明いたしましたので、全会一致を見ることはできませんでした。このために、意見書の提出は見送られたわけです。それで、今定例議会に、石岡商工会議所の会頭より、法人事業税への外形標準課税導入には絶対反対の旨の要望が出されました。そこで、一方で、県北の自治体の長は、外形標準課税導入のための意見書を国に提出するようにと、こう言ってきたわけです。商工会議所の会頭が申し上げておりますように、これは中小企業いじめ、そしてこういった措置をすることは我が国経済に活力をもたらすどころか、衰退に導くものであり、到底容認できるものではないと、このようにまず冒頭に申し上げております。私どもとこれは見解を同じくしております。しかも、石岡商工会議所におきましては、聞くところによりますと、外形標準課税導入には反対する旨の署名活動を行い、この署名が1万人を超える、こういった署名活動を展開したと、このように伺っております。こういうような石岡市の状況の中で、私はやはり、市長は、外形標準課税導入には反対する旨の意思表示を当該意見書提出を求めた市長あるいは県内の市長会に進言すべきであると、このように思うわけです。今、政府が導入を進めてきたわけですけれども、ここに来まして、自民党の中からも、資本金1億円以下の中小零細企業については外形標準課税を導入すべきではないと、このような意見が多く出されてきております。そして、平成16年4月には資本金1億円以上の企業に導入を予定し、平成18年4月以降に1億円以下の企業にというような案も出されてきております。こういった状況の中で、住民と密接につながる自治体の長の見解というのは非常に重要な意味を持ってきていると思います。そういうことでお尋ねをいたします。  次に、2点目の住民基本台帳ネットワークについてということで、2点ほど通告をしております。  この2日間、住民基本台帳ネットワークにつきましては各議員からも質疑がされております。今日ここに、私のところに来ました住民票コードのお知らせがございます。私の世帯に、家族3人ですので、住民票コードが記されて、通知がされました。そこで、担当部長にお尋ねいたしますけれども、配達記録つきで各世帯に郵送したわけですけれども、通知件数が何件に上ったのか、そしてまた、配達記録つきですので、当然手元に届けられたもの、配達がされずに返却されたもの、配達はしたけれども受け取りを拒否した件数、そういったことについてどの程度あったのかについて、11月末の時点で結構ですので、お尋ねをしたいと思います。また、この通知の中では、この通知を見れば大体通知が送られた理由がほとんどわかるようになっておりまして、また、住民がこのコードを変更したいとか、さまざまな要望があるわけでございますけれども、そういったことについてもある一定程度わかるようになっております。それで、住民票コードの変更を申し出た、そういった件数、それもどの程度あるのか、まず1点、お尋ねしたいと思います。  続きまして、2番目の、問題が発生した場合の対応についてということでございますけれども、これは個人情報保護法案とセットで本来は実施されるべきものでしたけれども、個人情報保護法案そのものに数々の問題が指摘されまして、個人情報保護法案は見送られております。そういったことの中で、住民基本台帳ネットワークだけが、住民票コードの通知だけが先行し、進められているわけですけれども、自治体によっては、接続はしない、あるいは住民の選択によるというような、そういう方法を選んだ自治体とか、いろいろ自治体によりまして、数は少ないですけれども、問題があるということで接続をしていない自治体があるわけです。そういったところの状況を把握いたしますと、やはり個人情報の漏洩、そういったことが危惧されるということでの、接続をしないという、大きな理由はそういうことにあるかと思います。まあ、全く漏洩がないということが言えないという、現実にいろいろな問題が起きていますので、そういったときに、石岡市で仮にそういったことが起きた場合にどのように対処するのか、検討がなされているのかどうかですね。その点について何も危惧することがないのかどうか、そこの点についてお尋ねをしておきたいと思います。  次に、3点目に、2003年度の予算(案)の編成に当たってということであります。
     これまで1点目の補助金について決算委員会でもいろいろ申し上げてきましたけれども、ここで具体的に防犯灯ということで申し上げましたのは、土浦市で、商店街の街路灯で設置費用の補助金の水増し請求、これが発覚して、これは一つの商店街のことではあったんですが、今現在そのほかにも2つの商店街が同じようなことで警察の調査に入っているという。まあ、石岡市においてそういうことはないとは思いますけれども、ただ、街路灯は石岡市が全額負担で設置をしておりますけれども、防犯灯については2分の1、あるいは現在は2分の1というよりも上限額を決めての設置であると、このように担当の方から聞いておりますけれども、私は、住民の生活環境を快適にしていくのには、街路灯も防犯灯も区別がありませんので、防犯灯の設置は全額石岡市が負担すべきであると、このように思います。そして、何分の1の補助という、こういうやり方は、事業と、それからお金の使われ方をしっかりと把握しませんと、土浦市の水増しのような、こういうことにつながりやすい。現実にこれまで石岡でもそういったことは過去にもありましたし、現在もないかというと、そうではないということも住民から指摘をされまして、もしそれが事実であれば、本当に襟を正してやらなければいけないことだと思います。市報等を拝見いたしましても、さまざまな事業に対して、公募で、補助金を出しますよと、応募してくださいと、そういった事業もあります。そういう事業に対しても、きちんと内容を把握して、適正に補助金が使われているかどうか。そこは間違いが起きてからでは市民に対して説明のしようがありませんので、ほかの自治体のそういう問題が出てきたときには、やはり当市として石岡は大丈夫なのかどうかを再チェックする。その意味からも、私はここであえて取り上げさせていただきました。  2点目に、旧アルコール工場跡地の活用でございます。すべての工場の施設が撤去されまして、広大な空き地が広がっているわけです。この活用につきまして、NEDOの鹿島工場の方からということで、この2日間、さきの質問の中でも答弁がありましたので、状況については把握いたしました。そこで、私どもは独自に、アルコール工場が撤退をされるおよそ10カ月ぐらい前に、2000年の4月か5月ごろだったと思いますけれども、当時の日本共産党の副委員長の金子満弘衆議院議員アルコール工場で交渉しております。これは、横田市長は今年になってからの就任ですので、それ以前の話ですけれども、2001年3月で撤退して、4月からはすべての従業員が神栖に移るという。こういう中で、金子衆議院議員が国会でこの問題を取り上げております。そのときに石岡に来られまして、石岡のアルコール工場で、NEDOの責任者と、それから金子衆議院議員と私とで交渉を持ちまして、従業員の方の石岡から神栖への移転、そういう労働条件の問題とか工場跡地の問題、そういうことについて交渉しております。これはその後、当時まだ通産省だと思いますけれども、委員会で金子衆議院議員が取り上げております。これは委員会の方に問い合わせていただければわかりますけれども、このときに、この跡地につきましては、これまで長年にわたって地元石岡がいろいろと協力をした部分がたくさんあるわけです。汚水や、あるいは悪臭とか、さまざまな形で近隣の住民に公害をもたらした時期もあったわけです。そういうことで、この跡地の払い下げにつきましては、石岡市の意向を十分に酌み取るように、このように要望し、それに沿う形で対処すると、こういう答弁をいただいております。何回かNEDOの方から石岡市に、石岡市で使う予定はないのですかとか、買い取ってほしいとか、いろいろ来ているようですけれども、それはこういったことが国会の場で既に答弁していることでもありますので、意向を聞いているわけです。私はこの間の事情を十分に把握しておりませんでしたので、今回、またあの広大な土地を購入すると。それで、国からの払い下げは現在の相場で買い取るというような、そういうものではありません。地元にこれまで大変お世話になっている。こちらはそれなりに我慢をしながら協力してきた部分もありますので、もっと安価な、あるいは石岡がある程度負担できる形での交渉をまずはすべきであると、このように思います。かれこれ1年空き地で放置されているわけですけれども、とりあえずあの土地をお借りして、そして駅東から杉並にかけての地帯に公園がないというような話も聞いておりますので、市の負担も少ない、しかも今住民が要望している中では、ウォーキングコース、あるいはジョギングロード、そういったものがあの中に設置できれば市民の要求も果たされるし、また、国有地といいましても、NEDOも民営化されてはおりますけれども、その施設を有効に活用する手段として、買えなければ貸していただくと。それぐらいのことはこれまでの石岡の住民が被った公害からすれば安いものだと私は思いますので、ぜひこれは、あちらからも交渉に来ているのであれば、こちらからももっと強気で交渉に臨むべきだと、このように思います。  3点目と4点目につきましては、老朽校舎の建て替え計画と学校給食につきましては、教育次長よりご答弁をいただければと思います。まず、老朽校舎の建て替え計画ですけれども、府中中学校が改築が進められ、老朽校舎が今、解体の作業に入っているかと思います。非常にすばらしい校舎の中で生徒さんたちが勉学に勤しんでいるわけですけれども、建て替え計画をどのような形で教育委員会として持っているのか、まずお伺いしますけれども、資料としていただきました施設整備計画を見ましたときに、それなりに昭和40年代の初めに建築されたものにつきましては順次大規模改修が進められております。そのことがよくこの表でわかりました。私はもう一つ、この中で、校舎の建て替えもそうなんですけれども、体育館。建て替えというのは非常に大きな事業ですけれども、体育館は昭和47年に建てられたと。それで、屋根の改修といいますか、修繕、そういったものがなされていない学校等が幾つかあります。それから、校舎は一番目立ちますので、校舎の大規模改修は進んでいるわけですけれども、プールも大分老朽化しております。プールというのは、授業数が年間5時間とか10時間とかという中で、しかも少子化の中で、各学校のプールを全部つくり直すのかどうか、これはやはり十分に検討を要することではないかと、このように思うわけです。この表をいただきまして気がつきましたのはそういったところなんですけれども、まず屋根はとにかく修繕をしておきませんと、雨漏りからすべてが使えなくなるおそれがありますので、何はともあれ、屋根だけは補修をしていく必要があると、このように思います。また、石岡小学校の体育館も、昭和46年に建設されていると。中の附帯施設とか、そういったものについても利用者の方からいろいろ指摘はされているわけですけれども、府中小学校の体育館の屋根とか、関川小学校の体育館の屋根ですね。これなどもやはり建築年数は、昭和51年ですから、もう大分経過しております。校舎の屋根では、杉並小学校が昭和53年建築になっておりますね。この辺のところも、もう25年以上も経過するようなことでありますので、私は、何はともあれ、屋根を早急に補修していく必要があるのではないかと、このように思いましたので、ご答弁をいただければと思います。  次に、学校給食についてです。現在、ファーストフードからスローフードにというような食の傾向が見直されてきております。決算委員会でも取り上げましたけれども、地産地消、地元で生産されたものをその地元で消費する、そのことが石岡を取り巻く農村地帯の活性化にもつながっていくのではないかと、このように申し上げましたけれども、地元産の米や野菜、こういったものが学校給食でどの程度使われ、また、今後どういうような方向性を持っているのか、まず1点お伺いします。また、大分前になりますけど、学校で使われている食器が環境ホルモンを溶出する可能性があるということで指摘がされ、食器の入れ替えが行われたと思います。また、数年前になりますけれども、議会の中でも先輩議員が要求いたしまして、強化磁器の食器が取り入れられ、現在小学校1校、中学校1校で使用されておりますけれども、今後、この磁器の食器の使用を広げる、そういう予定があるのかどうか、完全に環境ホルモンを除外した、環境ホルモンが出ない食器になっているのかどうか、その点についてお尋ねをしておきたいと思います。  最後になりますけれども、巡回バスの運行について。  時間が経過しておりますので、重複することは避けまして、5月24日に新公共交通システム研究会から進め方ということで資料が出されておりますけれども、第6回から10回程度の研究会が後期スケジュールの中に入ってきております。10月から3月ということで、広域連携バスコミュニティバス整備構想をテーマということで、後期のスケジュールが一応出ております。また、市長への報告書が公開されていると思いますけれども、その中身を拝見いたしまして、この間、皆さんが大変前向きに市民の要求を取り上げ、検討していただいたと、このように評価をするわけですけれども、私は合併をいろいろ考える中で、具体的に、今は三村の大原地区で関鉄のバスが止まっているわけですけれども、三村地区の方たちはどちらかといえば神立駅の方が近いわけですし、三村、神立駅への乗り入れ、それからまた、市長への報告書では半の木路線から羽鳥駅という、そういう案が出ておりますけれども、これまでJRバスが運行されておりました正上内から根当方面に。今回の巡回バスは根当北小学校までの運行経路が検討されておりますけれども、私はやはり、石岡にある一高、二高、商業高校に通う高校生や、あるいは石岡に美野里町からの集客、そういうことも考えるのであれば、JRのバス路線と同じような正上内から羽鳥駅へのこの路線。美野里町、羽鳥の、あそこにはたくさんの住民が住んでいるわけですので、そこからの集客も考えて、そういうことも検討すべきじゃないかと、このように思うわけです。  私はこれまで、市民の意向も踏まえまして、巡回バスの実現についてずっと取り上げてきているわけですけれども、その中でいつも引っかかってきましたのが、駅前で私は駅東の街頭宣伝をしているわけですけれども、この不況の中で、タクシーが延々と列をつくって、郵便局近くの交差点までタクシーが列を成して待っているのは日常茶飯事です。そういうときに本当に、一方で交通弱者の足の確保のための公共の交通手段、これを求めながら、さらにタクシー労働者との共存共栄を図る道がないかと、このようにいつも考えながら質問をしてきました。私はやはり、公共機関としての役割と、それからタクシーの役割、それぞれ役割はあると思いますので、そこのところは十分にご検討いただきたいと、このように思います。  以上で質問を終わります。 4 ◯議長(鈴木行雄君) 市民部長・金子君。                 〔市民部長・金子重夫君登壇〕 5 ◯市民部長(金子重夫君) 私から、2番目の住民基本台帳ネットワークについての1つ目の住民票コードの通知の現在の状況につきましてご答弁をさせていただきます。住民基本台帳法の改正により、住民基本台帳ネットワークシステムの第1次稼働が平成14年の8月5日に施行されたことにより、住民票コードの通知が全国的に開始されましたが、自治体の一部におきまして、住民から住民票コードの番号が透けて見えるなどの苦情の報道がなされたことから、当市におきましては、プライバシーやトラブルの防止などの観点から、万全の体制で臨みたいと考え、透けて見える部分にシールを張りつけ、また、郵送の方法を普通郵便ではなく配達記録証明扱いで発送することといたしました。郵便局などの打ち合わせを行い、8月21日に石岡郵便局に発送し、不在の場合は9月11日までの間3回の訪問をいただき、その後、不在通知書を送付しまして、計4回を郵便局で訪問をいただいたところでございます。ご質問の11月30日現在の状況でございますが、市民への住民票コードの送付件数は、1万9,094件でありました。また、住民票コード通知書の郵便局からの返送分は1,236件でありまして、このうち37件が、市役所市民課窓口に来庁いただきまして、交付をしております。また、受け取り拒否をされた件数は18件で、受け取りに来られていない件数と合わせて1,199件があり、私ども市民課で保管をしている状況でございます。それから、住民票コードの変更の申し出につきましては、25件ありまして、このうち1名の方は2回のコードの変更をいたしてございます。  次に、3番目の2003年予算(案)編成に当たっての中で、防犯灯の補助金につきましてご答弁をさせていただきます。防犯灯につきましては、環境保全のために防犯灯を必要とする町内会などの申請に基づきまして、限度額により補助をいたしているものでございます。限度額につきましては、既存の電柱類に設置する場合は1灯につき1万5,000円の補助、それから既存の防犯灯を取りかえる場合は1灯につき1万円の補助、電柱類を新設し設置する場合は1灯につき3万円の補助と規定をして実施をいたしてございます。また、街路灯としては、市道における通学路で必要と認める箇所や交通安全上必要と認める箇所につきまして、必要とする地域の代表者の申請に基づきまして、市の負担により設置をいたしてございます。このように経費の一部補助をする防犯灯と市が負担する街路灯がありまして、集落や町内などの住宅が密集している地域内などにつきましては、町内会などのご協力をいただきまして、防犯灯として設置費の補助をしております。また、集落と集落の間などに設置するものにつきましては、道路の安全や児童生徒の安全の面などから、街路灯として位置付けまして、市が設置管理をしております。今日におきましては、犯罪の増加が懸念されておりますので、防犯対策の面からも、市民や関係機関のご理解をいただきながら推進をしてまいりたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 6 ◯議長(鈴木行雄君) 企画部長・中村君。                 〔企画部長・中村 栄君登壇〕 7 ◯企画部長(中村 栄君) 私からは、2番目の住民基本台帳システムネットワークについて、その2番目の、問題が発生した場合の対応についてというふうなことでございますけれども、これにつきましてご答弁申し上げます。仮に起きたらということでございますけれども、起こらないように万全の体制で臨んでいるところでございます。システム上のトラブル等に対処する手段としまして、今年の8月の住基ネット稼働に万全を期すために、私ども、住民基本台帳ネットワークシステム石岡市緊急時対応計画、こういう計画を策定しまして、関係部署と連携してございます。その概要でございますけれども、1つにはセキュリティーの基本方針、2つにシステムセキュリティー組織規定、さらには、3つ目としまして、ネットワークシステム入退室管理規定、ほかにもございますけれども、これらで構成されてございまして、企画部情報システム課と市民部市民課が連携のもとに日常の業務に当たっているというふうなことでございます。また、助役を統括責任者とするセキュリティー会議を組織しまして、随時セキュリティーの確保に努めているところでございます。  なお、エマージェンシーと申しますか、緊急時のことでございますけれども、そのトラブルに対応する手段としまして、不正行為の脅威度がレベル3に該当する場合は、必要に応じてシステム停止等の緊急処置をとることを定めてございます。これらの権限は、システム管理者である石岡市の判断で執行できることになってございます。また、当市におけるネットワークシステムへの不正行為は発見または発生しておりませんので、このような緊急対応の例は現在までございません。  それと、さまざまなセキュリティー対策を設けておりますので、住基ネットのフローチャートとしまして、私ども石岡市から直接的に国の指定情報処理機関、そのサーバーへのアクセスはできないことになっております。市町村は都道府県サーバーへのアクセスをしまして、そこから中央サーバーまで送信する手段でございます。その間には、FWと申しますか、ファイアウォール、進入の検知装置でございますけれども、それが二重、三重に設けられておりまして、不正進入を防ぐ手段を講じているところでございます。また、送受信するデータもすべて電子暗号化するなど、セキュリティーの高い方策が講じられてございます。来年の8月から第2次稼働がスタートするわけでございますけれども、この第2次稼働により住基ネットの本格稼働というふうなことになるわけでございます。住基ネットを通じた市民サービスが向上しまして、利便性が増すよう一層の体制を整えながら運用に当たってまいりたいというふうに考えます。いずれにいたしましても、IT社会におきましては、絶対安全とか完璧とかの言葉は当てはまりませんが、より安全な方策に向けた研究と取り組みが進められておりますので、当市としましても、これらの国のセキュリティー方針に基づいた運用を実施してまいる方針でございます。  それから、3番目のうちの2番の旧アルコール工場跡地の活用についてというふうなことでございますが、先月の22日にNEDOアルコール事業本部から急遽来庁いたしまして、アルコール工場跡地の購入の検討を12月末までにお願いしたい旨の申し入れがあり、12月2日の庁議において、検討会を開催するよう指示を受けたところでございます。現在第1回目の検討会を開いたところですけれども、活用の方向性と可能性を探っている段階というふうなところでございます。  それから、4番目の巡回バスの運用についてでございますけれども、このほど完成しました研究報告書、石岡市モデル巡回バス、この報告書では、後期スケジュールは平成17年の本格稼働に向けて次のとおり3段階に分かれてございます。1つが、平成15年の4月から8月までの5カ月間は導入準備期間ということで、ここで巡回ルートの決定とか道路運送法上の手続、バス停の位置決め、安全対策の確認、利用促進に向けたPRなど、さまざまな準備作業を行う予定でございます。9月の導入に向けた最短の期間で準備を行った後は、巡回バスの第1次走行が始まります。その中で、市民の方々、あるいは乗客の方々から意見聴取を重ねます。それらの意見を集約し、改善を加えまして、平成16年からは第2次走行を1年間行う予定でございます。さらに、前年度の導入効果を検討しまして、再度の改善を加え、平成17年度からは低公害小型ノンステップバスなどというふうなことでございまして、先ほど議員からご指摘のあったような車両なども検討をこの段階で加えていくというふうなことでございます。そういう導入を図った後、本格導入というふうなことになるというふうなことでございます。以上が報告書に示された今後のスケジュールでございまして、この内容を精査しまして、市民のための巡回バスの実現に向けて努力を重ねたいというふうに考えてございます。  それから、巡回バスの2番目でございますけれども、それぞれの駅へというふうなことでございますけれども、先ほどの報告書におきましては、運行地域の選定は巡回バス導入の基本方針をもとに行われてございます。基本方針は、交通不便地域へのヒアリングやこれまでに寄せられた市民の声をベースに整理したものでございます。合併のこともございますけれども、市民の声をベースに集約したというふうなことでございます。方針は3つございまして、1つは交通不便地域の対策でございまして、2つ目は高齢者が利用しやすいバス路線の設定でございます。3つ目が公共広域施設アクセスへの利便性確保でございます。ここにJR常磐線の各駅を交通結節点と位置付けまして、その接続を配慮しております。特に隣町の神立駅と羽鳥駅はそれぞれ三村地区、あるいは半の木地区からの利用があり、バスルートの利便性確保にはそこへの接続が欠かせないというふうなことでございます。広域的な路線の実現には今後さまざまな調整が予想されますが、市民生活を支える巡回バスを目指すとともに、具体的な検討を行っていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 8 ◯議長(鈴木行雄君) 教育次長・草間君。                 〔教育次長・草間 暁君登壇〕 9 ◯教育次長(草間 暁君) 私の方から、3番目の2003年予算(案)編成に当たっての中の3番、最初に、老朽校舎の建て替え計画をどのように持っているかというようなご質問にお答え申し上げます。老朽校舎の建て替え計画の考え方でございますけれども、教育委員会といたしましては、建築年の古い学校の校舎より順次改築を計画してございます。なお、校舎改築に当たりましては、鉄筋コンクリート造りの校舎の耐用年数は60年になっておりますので、50年経過前の建物を取り壊して改築する場合は耐力度調査が必要になってまいります。委員会といたしましては、校舎建築年の古い学校より耐力度調査を実施いたしまして、建て替えをする計画で進めております。しかし、改築、改修には多額の予算が伴います。そういう中で、現在の財政状況が大変厳しいものがありますけれども、委員会としても、企画、財政課と協議をして、総合計画、実施計画に校舎改築を要望しているところでございます。なお、今後老朽校舎の建て替えを計画している学校は、建築年の古い順で、昭和35、36年度に建築されました東小学校、昭和37年度から39年度に建築されました城南中学校というような順で考えてございます。  また、体育館、校舎の屋根の修繕というようなご指摘でございます。これにつきましても、年次計画で改修をしているところでございますけれども、雨漏り等につきましてはその都度補修をしているところです。ちなみに、平成11年度は、南小学校、杉並小学校の屋根の補修、城南中学校の壁の補修をしてございます。また、杉並小学校の体育館の防水補修もやってございます。それから、12年度には、杉並小学校の外壁工事、高浜小学校プール改修、国府中学校の屋根の補修をやってございます。また、体育館では、高浜小学校の屋根の塗装、修繕をしてございます。また、13年度には、北小学校の体育館、それから杉並小学校の体育館の屋根の塗装、修繕を実施しております。また、14年度には、府中小学校の外壁の工事と、石岡小学校の体育館、北小学校の体育館の補修をしているところでございます。今後とも、雨漏り等につきましてはその都度補修をしていくというような考えで進めております。  次に、プールでございますけれども、プールの改修につきましても年次計画で進めておりまして、平成7年から、府中中学校、石岡中学校、城南中学校、府中小学校、高浜小学校を改修してまいりました。また、平成5年には三村小学校の新築、平成8年に関川小学校の新設、平成12年には石岡小学校のプールを温水プールに改築を行ったところでございます。今後、プールの改修といいますか、新設に当たりましては、利用頻度等を考慮しまして、利用者といいますか、学校とも十分協議をしながら検討をしていきたいというふうに考えております。  次に、4番目の学校給食でございますけれども、最初に、学校給食で地元産米・野菜をどの程度利用されているか、また、今後の方向性ということでございます。現在、学校給食につきましては、ご承知のように、月曜から金曜まで週5日実施をしているところです。このうち、3回は米飯給食を実施しております。使用する米につきましては、ゆめひたちという銘柄を使用しておりまして、産地を指定して、100%市内産の米を使用しているところです。その他の農作物につきましても、市内の業者から入札で購入をしておりまして、収穫時期や大量に使用するというような状況の中で、市内産指定というようなことはちょっと難しいんですけれども、献立作成時に、冷凍野菜は使用しないというような方針で市内の収穫時期に配慮することによりまして、市内で収穫できるものは十分利用するようにしていきたいというふうに考えております。納入された品物につきましては、栄養士が検視を行い、産地、賞味期限などを記録しているところです。なお、平成13年度に学校給食で使用した農作物のうち、ホウレンソウ、ネギ、ニンジンの3種類につきまして、茨城県の方より産地調査があり、集計をしておりますので、参考に申し上げますと、市の給食センターで13年度に使用したホウレンソウ全量のうち、茨城産が85%、市内産は全体の45.7%になっておりました。同じく、ネギで、茨城産が84%、市内産が全体の36.9%、ニンジンで、茨城産が56%、市内産が全体の2.4%というふうになってございました。  次に、食器の入れ替えということで、ポリカーボネート食器は環境ホルモンを溶出するということで、一時騒ぎになりました。これにつきましては、石岡市においては、平成11年度に中学校、平成12年度に小学校を交換してございますので、現在は使用をしておりません。現在使用しております食器につきましては、小学校がポリエチレンナフタレート製、通称PEN食器、中学校はポリプロピレン製で、先ほど議員ご質問の中にありましたように、実験的に強化磁器の食器を小学校で1校、中学校で1校使用してございます。この3種類の食器につきましては、すべて環境ホルモン物質を材質中に含まないとされております。  次に、質問にございました強化磁器の食器につきましては、触感がよいという意見はありますけれども、給食受け入れ室から教室への運搬において、相当重量があるため、リフトや廊下、階段の状況がよくないと、運ぶ子供たちに負担がかかるという欠点がございます。さらに、強化磁器とはいいましても、ある程度以上の衝撃が加わりますと破損しますので、補充の問題や破片の処理の問題が発生しております。小学校で使っておりますポリエチレンナフタレート製食器、PEN食器といいますけれども、これは最近開発されたものですけれども、現在考えられる中では一番安全で使いやすい食器というふうに考えております。小学校では平成13年度から使用しておりますけれども、使用上、特に問題も発生しておりません。そういう中で、今後、中学校の食器を更新するときには、このポリエチレンナフタレート製食器に変えていくというようなことで現在計画をしているところです。  以上です。 10 ◯議長(鈴木行雄君) 市長・横田君。                  〔市長・横田凱夫君登壇〕 11 ◯市長(横田凱夫君) 小松議員のご質問にお答えいたします。  まず第1点、合併について、その枠組みについて市長の考えは固まっているのか、強い働きかけも必要なのではないかということでございます。最初に、この枠組みにつきましては、前にもご答弁いたしましたところでございますが、合併懇話会離脱以降、隣接町村を合併の想定先として、各首長と機会あるごとに話し合いをしてきたところでございます。この離脱を決定しました理由は、市民意識調査の調査結果、あるいは市民の代表から成る合併協議準備委員会のご意見を尊重しまして、想定先を、生活圏をともにし、従来から広域で業務を行ってきた隣接町村としたわけでございます。この合併懇話会離脱以降でございますが、隣接町村の首長さん方と話し合いをする中で、石岡市を合併の想定先としている町村も出てきたわけでございます。最近になりまして、小川町、美野里町、玉里村の名前が具体的に挙がってまいりましたが、何度も繰り返すようでございますが、枠組みとしてはいまだに決定している状況ではございません。今後は、合併特例法の期限内合併を目途に、小川町、美野里町、玉里村を含めた隣接町村との合併協議をより具体的に積極的に進めてまいりたいと、こういうふうに考えているところでございます。  なお、昨日、小川、美野里、玉里の周辺合併協議会という、議会を中心にした議会の合併協議会が、小川、美野里、玉里、石岡、それから八郷、玉造、6市町村の合併協議会から成る役員さんたちが、私のところに、石岡市長あてに、法定合併協に間に合うように、1月の中旬ごろに法定合併協に向けて準備すべきだという要望書をいただいたところでございます。そういうことを踏まえまして、一層より具体的に首長さん方との協議を進めてまいりたいと、こういうふうに思っております。  次に、第2点目でございますが、住民投票にする考えはあるのか、独断専行でいくのかというようなご質問にお答えいたします。これは首長が単独で決めることではないことは議員ご案内のとおりでございます。さきにも申し上げましたとおり、私は合併懇話会の離脱につきましても市民の意見を尊重した中で推し進めてまいりました。今後もその姿勢を貫いていく方針でございます。平成の合併が、官主導ではなく、住民本位の合併という基本理念の中で、住民投票において合併の是非を問う方法として導入するケースがふえていることは十分承知しているところであります。その実際に実施するかどうかにつきましては現時点では申し上げる状況ではございませんが、先ほど申し上げましたとおり、住民意思を尊重していくという方針でいるということをご理解いただきたいと思います。  次に、笠間市に建設される産業廃棄物処理施設についてでございます。議員お尋ねのこの課題につきましては、笠間市の福田地内の砕石場跡地に茨城県及び笠間市等の公共が関与して立ち上げ、そして現在、財団法人茨城県環境保全事業団が建設を進めておりまして、エコフロンティア笠間と称してございます。主要な施設は溶融処理施設及び最終処分場で、議員もよくご承知のことと思います。この処理施設が石岡市民の利用する水道水を汚染するおそれが十分にあるのではとのご指摘でございます。このことにつきましては、受け入れる廃棄物に基準を設けて、有害廃棄物及び環境に影響を及ぼす廃棄物の搬入を防止します。また、最終処分場には、福田地域固有の自然岩盤を基礎として、遮水シートを施すなど多重構造の完全遮水工法を行って、万一遮水シートに破損が生じても検知システムにより修復が可能なものになると、そういったことなど万全を期して地下への浸透防止をするとともに、あわせまして、進出水につきましてはポンプアップにより絶えずくみ上げて集水しまして、進出水処理施設に凝集沈殿処理を施した後に公共下水道へ接触し、友部・笠間広域下水道組合の終末処理場でさらに浄化され、涸沼川へ放流されるもので、安全性をより高めた処理を行うと、こういうふうに伺っております。そのようなことから、石岡市民の利用する湖北水道企業団が供給を受ける中央広域水道の水道水につきましては、この産業廃棄物処理施設からの汚染につきましては心配ないものと思っております。  次に、法人事業税への外形標準課税の導入についての考えといいますか、どう思うかというご質問にお答えいたします。法人事業税への外形標準課税の導入につきましては、本年1月、今後各方面の意見を聞きながら検討を進め、具体案を得た上で、景気の状況等を勘案しつつ、平成15年度税制改革を目途にその導入を図ると閣議決定がされたところでございます。しかしながら、経済不況が長引く中で、法人事業税への外形標準課税の導入につきましては、中小企業への影響も懸念されますので、導入の時期につきましては配慮する必要があると考える次第でございます。いずれにいたしましても、今後、国等の動向を注意深く見守ってまいりたいと考えております。 12 ◯議長(鈴木行雄君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。                   午前11時25分休憩            ───────────────────────                   午前11時38分再開 13 ◯議長(鈴木行雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  6番・小松美代子君。                 〔6番・小松美代子君登壇〕 14 ◯6番(小松美代子君) 2回目の質問をさせていただきます。残り時間が11分ということですので、要件だけ再度お尋ねいたします。  まず、住民基本台帳の住民票コード通知の交付状況についてお尋ねをいたしました。その中で、不在ということもありましての、4回も通知しながら、なおかつ相手先が取りに来ないとか連絡がないとかいろいろですけれども、留置期間を経過したものが1,181件あります。この理由がどういうことであるのかということもさることながら、これを今後どうするのか、これを1点、お尋ねをしたいと思います。  もう一つは、旧アルコール工場跡地の件ですけれども、議会の中でこれまでの私どもの経過を説明したのは初めてですので、この件につきましては、別途詳細に資料を提出しながら、私どもも今後当局と交渉していきたいと思います。この点については、答弁は結構ですけれども、一応ご報告をしておきます。  3点目の老朽校舎の建て替え計画で、コンクリートの老朽校舎が、耐用年数が60年ということで非常に長いわけですけれども、それではすべて耐震調査がされているのかという、予算的なもので全国的にはほとんどなされていないというようなことも現実にはあるわけですけれども、この耐震調査、単に60年だから……。そうしますと、現在そこまでいっていないからということがありますけれども、耐用年数だけでは考えられない。その間に阪神・淡路大震災がありまして、耐震性の問題もあります。そのことも考慮に入れて進めていただきたいと、このように思います。これは要望としておきます。  それから、2点ほど市長の見解の中で、笠間のエコフロンティアですけれども、現在、工事差し止め仮処分の申請で、ごみ問題を扱っている弁護士さんたちが全国で100名を超える弁護団がこの笠間フロンティア訴訟にはかかわっているそうです。それで、数々の、今市長が答弁なさいましたけれども、それは茨城県環境保全事業団、あるいは県の当局の方が説明していることでありまして、この危険性というのは非常にいろいろな分野から指摘がされているわけです。溶融炉が隣にできるわけですけれども、これはまさに柏原工業団地に建設が予定されようとした溶融炉であります。当市の工業団地はそういったものを建設してはならないという状況の中で、住民からの陳情もあり、また、県議会でもこれは陳情が採択されていると、このように承知しているわけですけれども、笠間に建設される溶融炉、NKK、日本鋼管が落札をしたようでありますけれども、NKKは溶融炉の建設着工の実績はないということで、そういう点では実験的に使われるのではないかと、こういう心配があるそうです。市長の答弁は一方的なものでありまして、やはり国立大学の地質学者等々、さまざまな意見が出されておりますので、ぜひほかの意見も調査していただきたいと思います。これは要望しておきます。  1点だけご答弁いただきたいのは、次の外形標準課税の導入の問題で、市長の見解、私も配慮する必要があるし、また、動向を注意深く見守るというようなご答弁を今いただきました。私は、さらに一歩進みまして、県内の市長会ではこの導入についての意思表示をしているのかどうか、まずそのことを伺いまして、もし県内の市長会等でそういうことがなされていないとするならば、積極的に市長は働きかけをして市長会の意見を取りまとめる、こういう立場で、導入を反対する立場での意見の取りまとめの中心的な役割をしていただきたいと、このように思うわけです。  以上で質問を終わります。 15 ◯議長(鈴木行雄君) 市民部長・金子君。                 〔市民部長・金子重夫君登壇〕 16 ◯市民部長(金子重夫君) 住民票コードの通知をいたしましたが、取りに来られていない方がいるということで、今後どうするのかということでございますが、この中には、長期の不在であるとか、また、ひとり暮らしで仕事の関係上取りに来られない方もいるというようなことも考えられるかと思います。このようなことで、私どもの方で当分の間保管をしていきたいというふうに考えてございます。それから、今後、個人情報保護法案が成立するというようなことになりますれば、今回の住基ネットワークに対する反対の方もご理解が得られて、取りに来るのではないかというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 17 ◯議長(鈴木行雄君) 市長・横田君。                  〔市長・横田凱夫君登壇〕 18 ◯市長(横田凱夫君) お答えします。  県の市長会では外形標準課税の導入への意思表示があるのかないのか、あるいは、なければ石岡市長が中心的役割を果たして反対に動いてはどうかというご質問でございます。県市長会では、現在のところ、特段の導入に関しての意思表示はないというふうに受けとめております。また、そういう中で、私が中心的役割を果たしてというようなことでございますが、貴重なご意見として承っておきます。 19 ◯議長(鈴木行雄君) 暫時休憩いたします。午後1時30分より会議を開きます。                   午前11時50分休憩            ───────────────────────                   午後 1時30分再開 20 ◯議長(鈴木行雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  19番・海老澤通弘君。                 〔19番・海老澤通弘君登壇〕 21 ◯19番(海老澤通弘君) 19番の海老澤でございます。第4回定例会に当たり、当市の重要課題といたしまして、大きな3項目についてお伺いをいたしたいと思います。なお、一昨日、昨日の同僚議員の質問と多々重複する面もあるかと思いますが、私なりに角度を変えて質問いたしますので、よろしくお願いいたします。  まず、第1項目といたしまして、合併の諸問題ということであります。この問題につきましては、同僚議員からもるる質問がなされてまいりました。私なりの考えを申し上げたいと、このように思います。  市長は、さきの定例会におきまして、市長として一番達成したいことは市町村合併、そして、あえてつけ加えるならば6号バイパスの早期建設ということを表明されておりました。まさしく、この2つの課題は関連するものでございまして、21世紀に石岡がすばらしいまち、県南の雄として確固たる位置を築くために、同時に実現をしていかなければならない課題であると、このように認識をいたしております。また、市長もこのことは十分認識をしていると、このように受けとめて発言をいたします。  市町村合併はまちづくりであって、決してそれ自体が目的ではないことは承知のとおりであります。私もそのような認識をいたしているところでございます。そのためには、合併の想定先と思われる町村とお互いの共通の認識を持ちながら推し進めることが重要であると同時に、議会、市民を交えて、まさしく三位一体で進めていくことが肝要であると、このように思うわけであります。市長は、最近になって、小川町、美野里町、玉里村との合併先の名前が具体的に挙がってきたものの、枠組みとしては決して決まっていないと答弁をされておりました。また、先ほどの質問にありましたように、もうすぐ直前まで来ているけれども、なかなか市長の口からこの合併の枠組みについては言えないと、このように私なりに解釈をいたしております。そして企画部長は、合併特例法の期限から逆算しますと、法定協議会のスケジュールは一刻も早い立ち上がりが必要であると、このように答弁をされておりました。このような状況を踏まえて、私ども議会サイドといたしましても、まちづくりのために合併は必要と決議をいたし、特別委員会における調査や議会サイドの協議会において推進を図ってきたところでございます。ここで、さらなる市長の積極的な対応をどうしても求めざるを得ない、このように思うわけであります。  12月10日の新聞報道によりましても、古河市、総和町、三和町の首長が協議をして、来年2月12日に法定協議会設置の議案をそろって議会に提出し、3月1日に法定協議会を立ち上げるという記事が掲載されておりました。まさしくこれが最終リミットであると、このように思うわけであります。確かに合併は住民を巻き込む大事な事業でもございます。また、相手方もあることですので、市長が、こうだ、こうしたいと思いましても、なかなか進まないことは十分承知をしております。今、市民も含めまして一番の関心事でありますこの枠組みに対して、合併特例法期限を踏まえて市長はどのような考えを持っておられるか、再度お伺いいたします。また、事務方として、企画部長はどのような対応を図っているのか、お伺いをいたします。  次に、合併問題の2項目、中心都市としての役割とまちづくりについてお伺いをいたします。1項目でも触れましたが、市町村合併はまちづくりのために行うわけであります。それは、市長が言われているとおり、地域を有機的に結合させ、住民が合併してよかったと言われるようなまちづくりをすると、私もそのように思っております。そして、まちづくりにおいて、合併を選択した場合、住民との間に共通の目標と共通の感動が生まれるような努力をしていかなければならない、このように思うわけであります。ただ、このまちづくりは短期的な効果があらわれない中で、中長期的な視点に立って、将来の当市のあり方、位置付けを見きわめながら進めていかなければならない。合併しましても、継ぎはぎだらけのまち、ただ大きくなっただけのまちではだめだと、このように私は考えるわけであります。現在、小川町、美野里町、玉里村を含めた、いわゆる小美玉、この隣接町村を合併の想定先とした中で、当市はどのような役割を果たすのか、また、これからまちづくりを行う上で当市が持つ特性とは何か、そのようなものを明確に出していかなければならない、このように思うわけであります。また、合併の想定先のそれぞれが行っているまちづくりをいかに合併後のまちづくりに移行できるかという点でも、合併の持つ困難さが感じられるわけであります。そのような中で、これから合併を迎えるに当たって、当市の位置付け、そして役割というものは大変重要になってくると、このように思うわけであります。そこで、お伺いをいたしますが、市長はどのような地域の特性を考え、当市の位置付け、役割というものを考えておられますか、そのスタンスについてお伺いをいたします。  また、周辺の町村は、当市と合併するに当たり、やはり一番懸念されておるのは、吸収されるのではないかという不安があるということは、一部事務組合、あるいはそれぞれの友人関係の議員からもたびたび聞こえてくる。確かに、対等合併か、編入合併かは、協議会の中でも検討される事項でありますが、市長の合併を進めるスタンスとして、その辺を明確にした方が相手方と協議を進める上で大切なことではないか、このように認識をいたすものであります。これが曖昧なために、取手市と藤代町の合併は、法定協議会が設置されているにもかかわらず中断しているという、この事実関係もあるわけであります。そのようなことから、周辺と同じテーブルに乗って協議するきっかけといたしましても、この点につきまして、現在市長が合併を進めるスタンスとして明確に意向を打ち出す必要があると、このように思うわけでありますが、市長の考え方をお伺いいたします。  次に、2番目といたしまして、道路交通の諸問題について、お伺いをいたします。  最初に、合併の質問におきましても若干触れましたが、今後当市が合併する際、想定先であります小川町、美野里町、玉里村と一体となるまちづくりにおいて、基幹となりますのはまさに6号バイパスであると、このように思うわけであります。この計画路線はまさしく当市の将来像に沿ったバイパスではないかと考えるものであります。慢性的な交通渋滞の解消はもちろんのこと、平成18年度開港予定であります百里基地民間共用化、それにはまさしくこの6号バイパスが重要な路線となるわけであります。さらに、バイパスに伴うアクセス道路5本、これによりまして、合併の想定先であります小美玉、この面的な広がりが可能性があると予想をされるものであります。そのような中で、おくれにおくれておりました地域での6号バイパスの設計説明会が開かれるという答弁を一昨日聞きまして、ほっとしたところでございます。また、大変喜ばしいことだと、このように感じているものであります。また、今回のこの機会は、国の当市に対する最終通告、この機を逃したらもうこのバイパスはできない、このような感じさえとれるわけであります。私ども議会といたしましても、不退転の決意で臨むべきであると、このような考えを持つものであります。今回、6号バイパスの地元説明会が開催されるということでありますが、現在どのような状況にあるのか、そして今後どのように進んでいくのかをお伺いいたしたいと思います。また、バイパスを含めたアクセス道路に対してどのような取り組みをなされているか、進捗状況をお知らせ願いたい、このように思います。さらに、市長の6号バイパスに取り組む姿勢についてもあわせてお伺いいたします。  次に、石岡・つくば線、千代田インターチェンジ付近への接続についてお伺いをいたします。この計画がなされて久しいわけでありますが、現在、測量をはじめ、用地買収等、建設に向けましてどの程度進んでいるのか、進捗状況についてもお伺いをいたします。  次に、都市計画道路についてお伺いいたします。国府公園わきから国府中学校までの都市計画道路が途中まで完成したものの、それから先が何年たっても一向に進んでいない。あの道路は、通学路、それから中町、香丸の交通渋滞の解消という意味では大変重要な道路だと、このように認識をいたしております。開通をすれば、中町から宮下へ抜ける大型車両とか、あのスーパーの前のクランクする道路を通行しなくてもよくなり、子供たちの通学はもちろん、地域住民にとって非常に便利な道路になると、このように思うわけであります。そこで、お伺いをいたしますが、当該道路の建設計画はどのようになっているのか、完成する見通しがあるのか、これらについて、進捗状況にあわせて答弁を願いたいと思います。  次に、幸町・正上内線についてお伺いをいたします。現在、村上・六軒線から羽鳥方面への部分的な工事が行われておりますが、進捗状況と、当該部分の完成と、いつごろの供用開始になるのか、お伺いをいたします。また、村上・六軒線の結合部分はどのようになるのか、これについてもあわせてお伺いをいたします。  次に、高浜地区の交通渋滞についてお伺いをいたします。高浜地区の道路の状況は、今さら私が申し上げるまでもなく、皆さんもご承知のとおりでありますが、朝夕のラッシュ時には、狭隘な道路の中にあって、大変長蛇になり、石岡方面へは玉里村の約2キロ、3キロ渋滞が続いていると、こういう状況になるわけであります。歩道部分もなく、小中学生の通学、高齢者、自転車、まさに交通弱者として非常に毎日を危険な道路のために苦痛な通勤・通学を強いられている、まさに命賭けと言っても過言ではない状況にあるわけであります。地域住民の陳情も何回か議会に提出されており、私は何度もあの道路の早急なる改良を訴えましたが、全然前と変わってはいない。むしろ、交通量がふえ、危険率が高くなってはいないか、このように思うわけであります。建設部をはじめ、市長も現状は十分認識をされていると思いますので、高浜地区の道路をどのように考え、どんな検討がなされて、どのような整備をされていくのか、現在の状況を説明願いたいと思います。  次に、駅東開発について、お伺いをいたします。  駅東区画整理事業も既に開始から何年たったか忘れてしまうほど長い期間が経過しております。駅東・東ノ辻線も途中で止まって、何の役割も果たさないまま、未完成な道路を含めた中途半端な景観が駅の真ん前に広がっている状況であります。こういう状況の駅前は余り見たことがありません。駅前、つまり、まちの玄関口、そして顔とも言われる、それがきちんとしているまちは、やはり活気があって伸びている、すばらしいまちになっていると、このように思うわけであります。ところが、当市の都市計画というものは、道路も、区画整理も全部未完成。それではいつになってもまちは住みやすくはならないと、このように思います。特に駅東の区画整理事業は、そこに費やされた人件費を含め、予算は一体どのぐらいになっているのか、お伺いをいたします。また、今、区画整理事業で行ったのがよかったのかどうか、費用対効果、本当にこういうことを考えているのかと疑いたくなるわけであります。私は、現状のままで一向に先が見えないのであれば考え直すことも一考だと、このように思います。  そこで、お伺いいたしますが、駅東区画整理事業は全体計画に対して何%を完成し、あと何年かけて完成をさせるのか、進捗状況とあわせてご答弁を願いたいと思います。多分私の記憶では、延長、延長で平成15年がタイムリミットと、このように認識をいたしておりますが、その後はどのように展開されていくのか、これについてもお伺いいたします。また、市長は就任間もないわけでありますが、この駅東の現状をどのように認識をしているのか、これについても、市長からも今後の解決策、それから決意、こういうものについてお伺いをいたしたいと思います。  それから、第2点目でありますが、先ほど来質問がなされておりましたが、旧アルコール工場が民営になりまして、NEDOという会社になった。そして、ご案内のとおり、撤退をしたわけであります。今日もあの広大な土地を見ながら議会に来たわけでありますが、先ほど申し上げましたように、駅東区画整理事業を進めてきた中で、あの土地というものは大変有効活用できるのではないかと私なりには思っているわけであります。当市といたしましても、現在の財政状況では購入は困難かもしれませんが、駅から徒歩10分というところにあの広大な土地があるわけであります。もし仮に購入ができるということであれば、駅から直線で入ってくる道路、駅東・東ノ辻線が考えられるわけでありますが、現状は進んでいるかどうか全くわからない状況にあるわけであります。そのような中で、冒頭に申し上げましたように、旧アルコール工場跡地は住民としても取得の要望もあるし、また、議会でも一昨日、昨日の質問でもそういう声が出ております。公共施設、いわゆる合併等をにらんだ場合には、十分購入に効果があるんじゃないかと、このように思っているわけであります。そのためにも、私は駅東の駅前・東ノ辻線の開通、そういうものが急務だと、このように思うわけでありますが、これらについての経過、それらについて執行部から答弁を求めて、第1回の質問を終わりたいと思います。 22 ◯議長(鈴木行雄君) 企画部長・中村君。                 〔企画部長・中村 栄君登壇〕 23 ◯企画部長(中村 栄君) 第1番目の合併の諸問題の合併の枠組みについてご答弁申し上げます。議員ご案内のとおり、総務省は合併までの期間を22カ月というふうなことで示しております。しかしながら、これはスムーズに合併協議会において協議が進んだ場合の期間であるということでございます。例えば、協定項目におきまして協議が難航し、長期に及んだり、また、首長や議員の選挙が入ってまいりますと、一つの選挙に対しまして1カ月合併協議がおくれるということも言われているわけでございます。平成17年3月までのスケジュールを考えますと、あと27カ月しかないということに相なるわけでございます。私ども事務を担当している者としましては、ご指摘のように、一刻も早く合併の枠組み、相手先の決定が望まれるところでございますが、合併は行政だけの問題にとどまらず、住民生活を大きく変更するものでございます。したがいまして、住民の理解を得ながら慎重に進めなければならないわけでございます。事務レベルにおきましては、隣接町村のデータ等はすべて把握済みでございます。さらに、いつ合併が具体になっても遺漏のないよう万全の準備を進めているところでございます。また、近接町村の合併担当者と情報交換を行っておりまして、過日は合同で先進地の視察等も実施しており、今後は同じ情報を共有できますよう、さらに情報交換を密にしながら連携を図ってまいりたいと、かように考えておるところでございます。  それから、2番目の市町村合併における中心都市としての役割とまちづくりについて、担当者としての答弁をさせていただきます。合併懇話会離脱以降、合併の想定先を隣接町村とした中で、当市は唯一の市でございます。議員ご案内のとおり、市の要件は地方自治法で定められてございまして、人口5万人以上を有すること、まちの中に中心の市街地を形成している地域内にある戸数、いわゆる連担戸数が全戸数の6割以上であること、商工業その他都市的業務に従事する者及びその者と同一世帯に属する者の数が全人口の6割以上あること、そしてこれらのほかに県条例で市の要件が規定されているわけでございます。現在、特例措置で人口要件は緩和されておりますが、まちとしての核がなければ市になれないといった条件があるわけでございます。最近、宮城県内におきまして、合併を進めておりました3つの町が、合併をすると村になってしまうという事例も報道されておりますとおり、都市の要件としての当市の位置付けというものは重要なものであると言うことができるわけでございます。また、合併協議の際のさまざまな事務事業のすり合わせの作業におきましても、当市は基準となってくるのではないかというふうに考えております。特に、市町村建設計画において、将来どのようなまちにするかといった場合、当市が持ちます鉄道や道路体系、商業施設、住宅、インフラ整備等をきちんと位置付けた中で、隣接町村の当市にないすばらしい特性を生かした地域格差のないまちづくりを行っていくことが肝要であるというふうに考えてございます。今後はより広域的観点に立ったまちづくりと施策の展開に向け、合併を想定した中で事務事業を考えていくことも必要であるというふうに考えているわけでございます。  以上でございます。 24 ◯議長(鈴木行雄君) 建設部長・吉川君。                 〔建設部長・吉川安延君登壇〕 25 ◯建設部長(吉川安延君) 第2点目の道路交通諸問題についてお答え申し上げます。まず最初に、6号バイパスの進捗状況でございます。そのうち、今後のスケジュール等について答弁いたしたいと思います。ご承知のように、昨日市長の方から、今月の17、18日、千代田、石岡の区間におきまして、説明会が開催されるということになったわけでございます。それを受けまして、それが済みましたら現地の方に入りまして、一筆測量に入るわけでございます。その後、用地の測量を確定いたしまして、それと同時に、買収単価の設定等も進めていくわけでございます。それから、同じような形での補償の確定等をいたしまして、最終的には、3億円予算が計上されておりますので、用地交渉に入っていくというようなことでお伺いしておるわけでございます。  それから、2点目のアクセス道路の進捗状況についてご説明いたしたいと思います。議員ご指摘のとおり、5本の都市計画道路がアクセス道路として指定されておるわけでございます。1項目ずつ申し上げますと、幸町・田島下線につきましては、県道石岡・田伏・土浦線バイパスと継続する路線となりますので、今回の発表によりまして工事の着手が予測できますので、これら等につきましては現在1キロメートルの用地測量が済んでおりますので、早急に整備をする必要性が出てきたということでございます。県の土浦土木におきましても、早急にやっていくというような形で、既にバイパスとの交差部の設計協議に入り、最終段階に入っているということをお伺いしておるような状況でございます。第2点目の村上・六軒線、きのうの質問の中で、国道355、仮称でございますが、石岡・玉里バイパスというような言い方をしましたが、村上・六軒線の延長に当たる部分でございます。この路線につきましては、東大橋の六軒・新田山線との交差部から玉里方面にかけての路線であります。県が事業主体となり整備する位置付けをしておりますが、今回の発表もあり、現在それ以上の都市計画決定がなされておりませんので、一応現段階での終末地点になりますので、これら等についても早急に整備をしていく必要性があるかと思います。ご指摘のように、昨日の県との話し合いの中でも、15年度に都市計画決定をしていくというようなことの回答を得ておりますので、早急に、交差部分を含めまして、整備の準備に入ってまいりたいというふうに考えております。続きまして、貝地・高浜線でございます。貝地から城南中学校へ至る現国道の路線でございますが、これにつきましては、当面は6バイ部分との交差部分の整備に早急に入っていきたいというふうに考えております。これにつきましても、県が事業主体となりまして整備するところでございます。次に、4番目として蓬莱・傾城線があるわけでございます。この路線につきましては、石岡市が整備主体となりまして整備をしていかなければならない地点でございますので、早急に補助事業の採択をお願いすべく準備をしてまいりたいというふうに考えております。次に、5つ目が新田山・高浜線でございます。運動公園の方から高浜の方へ向かう県道でございます。既に一度整備をしておりまして、幅員も広く、歩道等も整備されているような状況にあるわけでございます。当面の整備につきましては、バイパスとの接続部分の整備を重点的に準備していくというような形で進めてまいりたいというふうに考えております。いずれにしましても、議員ご指摘のとおり、非常に合併に際しましても重要な路線になっていくと認識しておりますので、私どもも6号バイパスを機軸といたしまして道路体系の整備を考えてございますので、おくれをとらないような形で整備を進めてまいりたいというふうに考えておるわけでございます。  続きまして、2点目の石岡・つくば線、千代田インター付近までの接続についてでございます。この路線は石岡・つくばバイパス道路であると思いますが、石岡有料道路の料金所のところから南へ150メートル付近を基点に、府中橋を渡り、6号国道の千代田・石岡インター付近までの区間約1.8キロでございます。幅員が15メートル、2車線、両側に3.5メートルの歩道をつけ、現在県で計画・実施しているところでございます。平成8年度に地元説明会を実施しましてから現在まで詳細測量、用地測量を全線完了し、有料道路から府中橋の350メートル区間につきましては平成10年度に用地買収が完了しております。平成13年度には正式に国補採択になりまして、国補事業として、現在県におきまして整備の大幅な進捗を図っておるわけでございます。府中橋から南側の用地につきましては、今年度、石岡市と千代田町が県からそれぞれ用地買収の委託を受けまして、用地交渉に現在当たっているところでございます。石岡分につきましては、予定の12名の交渉が順調に進みまして、契約をいたしておるわけでございます。全員で17名おるわけでございますが、残りの5名につきましては来年度契約ということの予定になっております。残りの5名の方につきましてもご了解いただけるというふうに聞いております。千代田側につきましても、何の支障もなく、順調に用地買収が進んでおるとのことでございます。これを受けまして、県では、平成15年度から工事に着手いたしまして、6号国道の渋滞を緩和する意味もあるわけでございますので、17年度の完成を目指して工事に入っていくというような段取りになっております。  それから、3点目の都市計画道路、国府地内の整備済みになっている部分でございます。ご承知のとおり、昭和58年度から調査測量に着手し、平成3、4年にかけまして、165メートルが完了しております。その後の延長約275メートルにつきましては未着手になっているような状況でございます。議員ご承知のとおり、非常にきつい傾斜がある部分でございまして、国府中学校と、その崖の上の高さが約20メートルの高低差がございます。それから、起点が決まってしまって整備に入っておりますので、下の部分の路線がある程度、泳げる余裕がないというような言い方をすればいいのかと思いますが、決まっております。どうしても中学校の前に出さざるを得ない、そういうようなこともございまして、道路構造令の関係、あるいは学校前にそういうような大型道路を直接玄関前へ高架で引くというような計画も当初あったわけでございますが、そういった道路を整備していいのかどうか、非常に迷いがあったわけでございます。そういう意味で、現在まで中断をしており、また、反対者も若干ございまして、協力しないとはっきり申しておりますので、そういった関係で事業の推進ができないような状況にあるわけでございます。いずれにいたしましても、せっかく整備した道路でございますので、この先、来年度以降につきましては、現道の市道の幅員の拡幅を考慮に入れまして、現道拡幅で何とか整備ができないのかどうか、設計を入れまして、検討を進めていきたいというふうに考えております。議員ご指摘のように、通学路にもなっておりますので、早急に整備する必要は感じておりますので、十分検討し、完成できるように努力をしてまいりたいというふうに考えております。  4点目の幸町・正上内線でございます。平成4年度に事業に着手いたしまして、工事区間が美野里町の大谷から県道石岡・下館線まで約1,200メートルあるわけでございます。これまで一部の未買収の用地を除きまして、全体の94%が完成をしておるわけでございます。残っておる1名につきまして、長らくご迷惑をおかけしたわけでございますが、今月3日に買収契約の調印をいただきまして、用地買収契約が成立いたしました。今回ご協力いただきました用地は、延長で70メートル、面積で1,140平方メートルでございます。この区間の工事につきましては、現在、来年になりますが、工事発注作業を進め、14年度に完成に向けて努力してまいりたい、平成15年の4月には供用開始をしてまいりたいというふうに考えておるわけでございます。それから、その起点の村上・六軒線との交差部分でございますが、現在、1期目の改修工事が、交差部分の拡幅工事が終わりまして、反対側、市街地側の方の部分につきましては、今議会の方でも道路買収費と工事費の要求をしておりますので、そういった形でスムーズに交差できるような交差点の改良を目指して、あわせて、4月に間に合うように整備を進めていきたいというふうに考えております。  それから、5点目の高浜地区交通渋滞の件でございます。高浜地区の交通渋滞につきましては、かねてより何度もご指摘を受けておるわけでございます。実際問題といたしまして、県道が幅員4メートルから5メートル、狭隘な部分で、そのような狭隘な部分が残されておりまして、家屋が密集し、連担している関係上、どうしても用地買収に入れない、道路拡幅に入れないというような事情があったわけでございます。そういうような状況下で、現在県の方では、高浜全体の道路交通体系の整備をするために、愛郷橋の架け替え、拡幅等を考えて事業着手に入っておるわけでございますが、1名の方の同意が、契約はいただいたんですが、その後のトラブル等によりまして、完了できないというような状況にございます。これはきのうのご質問にもお答えしておりますが、現在県の方から依頼されまして、私どもの方で交渉に当たっております。決して楽観的な状況ではないんですが、何とか一、二点に的を絞れつつございますので、できれば年内にもう一回土浦土木と一緒に伺いまして、最終的な合意を得られるように説得してまいりたいというふうに考えております。この部分が用地買収が完了すれば、市の方で計画しております所橋から愛郷橋までの恋瀬川右岸に堤防を施工した際に、将来のことを考えまして道路を利用するために幅広く築堤をしております、その部分の道路整備に入ってまいりたいと考えておるわけでございます。それから、北側の方から、先ほどもバイパスの関連で申し上げましたが、石岡・田伏線のバイパスが平和橋まで進んできますので、それから先の高浜駅に向かいまして、市の方で整備を進めていきまして、愛郷橋を越え、その築堤された堤防上の道路との一体的な関連を進めていき、高浜地区の渋滞解消に努めてまいりたいと考えておるわけでございます。それにあわせまして、昨日もお話し申し上げましたが、高浜駅、市で既に清算事業団から取得した土地がございますので、それら等を含めた整備が必要になってくるかなというふうに感じておるわけでございます。朝夕、大変な混雑を招いておりまして、非常に申し訳なく思っておりますが、今後は重点的に整備に当たってまいりたいというふうに考えておるわけでございます。  それから、3点目の駅東開発の1点目の進捗状況でございます。ご指摘のとおり、既に非常に長くの年月をかけておるわけでございます。これまでに要した予算等も既に37億円を超えておるわけでございます。そういう中で、現在の状況を申し上げますと、全体で面積が11.4ヘクタールあるわけでございますが、既に10.51ヘクタールの荒造成が済んでおります。パーセントにしますと、92.2%の進捗状況になっておるわけでございます。現在のところ、まだ未同意の方が6名ございまして、この6名の内訳を申しますと、土地のみの方が2名、家屋の方が4名というような状況でございます。家屋を持っている方3名につきましては、家屋調査が進み、現在金額を提示しながら交渉を進めているところです。そのような中では、1名の方につきましては最終の詰めの段階に来ておりますので、引き続き強力に交渉を進めてまいりたいと思っております。もう一人の方につきましては、今まで家屋調査ができませんでしたが、ようやくできるようになりまして、現在家屋調査の協力をいただいているところでございます。家屋調査が残れば補償を含めて金額の提示という形になっていくわけでございますが、そういった中で協力いただけるように話し合いを進めたいと思います。  それから、2点目にもつながることでございますが、旧アルコール工場へ通じる道路整備の件で、現在区画整理の中の駅前・東ノ辻線の都市計画街路が路線区域内にあるわけでございますが、現在までまだ2名の方の賛同が得られないというような状況でございます。1名の方には、ご存じのように、非常に広い面積を有しておりまして、何度かお願いに上がっておるわけでございますが、現在に至りましてもまだ同意が得られないというような状況でございます。この後、期間がございませんので、精力的に交渉を進めて、ご理解がいただけるような形でお話し合いを進めていきたいというふうに考えておるわけでございます。それからもう一つ、駅東・東ノ辻線の延長でございますが、村上・六軒線までの延長が都市計画街路として決定・指定されておるわけでございますが、これにつきましては、駅東区画整理との兼ね合いがございまして、ご承知のように、現在の駅東区画整理区域内にある駅東・東ノ辻線が減歩方式で道路の土地を出しているというような状況にございます。その中での方式を組み替えて、今後さらに用地買収というような形で延長していくのか、あるいは同じような区画整理方式、減歩方式でやっていくのかというような判断を下すような時期にもなってきておるのかと感じておりますので、この点につきましては、助役、市長とともに、今後、時間がございませんので、早急に詰めて、決定をしていきたいというふうに考えております。ご承知のように、現在の駅東区画整理のところから役所前の道路、それから先につきまして、村上・六軒線の区域まで駅東区画整理事業の区域に入っておるわけでございます。現在は休止状況になっておるわけでございますが、まだ地区の方には、はっきりとした、やめるというような形での意思表示もしておりませんし、やるとも言っておりませんので、そういった部分ではっきりとした市の態度を出していく必要があるのかなというふうに感じておるわけでございます。減歩方式で始まったということで、道路整備についても、住民の理解が得られるのかどうか、非常に難しい点もあると思いますが、都市計画の中でも短期に整備する路線であるというような考え方を示しておりますので、これら等につきましても早急に考え方を決めてまいりたいというふうに考えております。
     以上でございます。 26 ◯議長(鈴木行雄君) 市長・横田君。                  〔市長・横田凱夫君登壇〕 27 ◯市長(横田凱夫君) 海老澤議員のご質問にお答えいたします。  まず、合併の諸問題ということで、枠組みに関しての取り組みでございます。議員ご指摘のとおり、現時点におきまして、合併特例法の期限から逆算をしますと、既に枠組みを決定した中で、合併協議会の設置とか、あるいはそれに伴う協議事項が進んでいなければならない状況であることは十分認識しているところでございます。繰り返すようでございますが、当市といたしましては、土浦市を含めた6市町村の合併懇話会の離脱以降、隣接町村を合併の想定先としまして、機会あるごとに各町村の首長と話し合いをしてまいったところであります。この離脱は、市民意識調査や議員さんも委員としてご協議いただきました合併協議準備委員会の意向を尊重して進めてきた経緯がございますので、今後もこの方針で進めていくことは変わりのないところでございます。最近になりまして、隣接町村の首長との話し合いの中で、小川町、美野里町、玉里村の名前が具体的に挙がってまいりましたが、現時点で枠組みが決まったわけではございません。ただし、冒頭に申し上げましたが、合併特例法期限内合併のスケジュールを想定しますると、最近名前が挙がってまいりました3町村を含めまして、隣接町村との合併協議がより具体的になるものと考えておるところでございます。さらに、昨日でございますが、当市を含めました小川町、美野里町、玉里村、八郷町、玉造町の議会の代表で協議が進められていました小美玉周辺広域合併推進協議会から、この枠組みにおきまして、来年1月中に法定協議会の設置と6市町村の首長による協議・検討をするようにと要望書が提出されたところでございます。私は、本要望書を真摯に受けとめまして、従来に増して、議会の皆様、そして市民の皆様のご理解を得ながら積極的な対応を図ってまいりたいと考えております。  次に、中心都市としての役割とまちづくり、あるいは対等か、編入かというようなご質問にお答えしたいと思います。市町村合併は、単に市町村の垣根を取り払うだけではなく、それぞれの市町村が持つ人材や産業、あるいは特産品、文化などの地域資源を有効に生かして、次の世代に向けた地域づくりに挑戦できる絶好のチャンスであると考えておるわけであります。つまり、合併という手段によりまして、新しいまちづくりを行うことのできるチャンスであると認識しております。そのような中で、まちづくりにおけます当市の役割についてでございますが、冒頭にも申し上げましたとおり、地域の特性を生かしながら新しいまちづくりを行う中で、当市は全国に誇れる歴史的な遺産を持っておるわけであります。例えば、県内最大級の舟塚山古墳、国分僧寺跡、尼寺跡、さらには国衙跡といったような多くの国指定の特別史跡や文化財があるわけであります。今までこれらを生かし切れなかったわけではないですが、この合併論議を機に、これらを十分に生かしたまちづくりを行っていきたいと、こう考えております。そして、合併の想定先の隣接町村は、当市にはない、またすばらしいものを持っております。それらを有機的に結びつけることも当市の役割ではないかと考えておるところであります。今後、合併が具体的となった時点で、当市の役割を将来ビジョンの中で明確に位置付け、多くのご意見をいただいた中で市町村建設計画等を策定し、合併してよかったと言われるようなまちづくりを行っていきたいと考えております。現時点では具体的には申し上げられませんが、将来のまちづくりの構想を描く段階で当市の役割は非常に重要なものと考えております。また、今後、隣接町村と合併を行っていくスタンスでございますが、あくまでも対等の立場で合併論議を進めていきたいと考えております。対等合併か、編入合併かにつきましては合併協議の中で協議されることではありますが、私は対等合併の方針で進めてまいりたいと考えております。  次に、道路交通諸問題の中で、6号バイパスの促進といいますか、推進における取り組み姿勢ということでございます。このほど、ご案内のとおり、国土交通省常陸工事事務所より、念願でありました用地買収等に関する地元説明会を今月17、18日の両日に開催する旨の連絡を受けております。石岡市といたしましても、国と一緒になって、当該事業に対して地権者等にご理解とご協力をいただくため、努力をより一層行うとともに、用地買収等に関しまして積極的に協力をしてまいりたいと考えております。また、路線変更を求める、現路線に反対をしておられる方々に対しましては、当該事業の必要性をご理解いただくための話し合いを引き続き行いますとともに、石岡の市民の皆さんがいかに早急な整備を望んでいるかを、さまざまな機会をとらえ、訴えていく所存であります。また、国等の予算が十分に獲得できるよう早期実現の要望を従来にも増して行ってまいりたいと、こういうふうに考えております。  次に、高浜地区の交通渋滞解消に対する取り組み姿勢といいますか、決意のほどというご質疑でございます。部長からるる説明があったところでございますが、基本的に、地権者のご理解をいただく段階になってきてございます。私も、県と、そして担当も含めて、一体となってそのご理解を得るべく努力するとともに、愛郷橋に架かる堤防上の道路を完成して、玉里村に抜ける、所橋に抜ける路線の整備とあわせまして、有料道路から国道を交差して平和橋に向かう石岡・田伏・土浦線バイパス、この事業が県の事業として現在既に測量が実施されておるところでございますが、これの推進についても、県に対する要望、あるいは取り組みに対するお願いを積極的にしてまいりたいと、そういうことを実現することによって高浜市街地の渋滞の解消を図ってまいりたいと考えております。  それから、駅東開発につきましても、市長の決意をということでございます。これにつきましても担当部長からるる説明したところでございますが、ご案内のとおり、未同意の方が地権者6名ございます。しかし、一つ一つ好転している動きが出ております。期限もあることでございますので、担当と一体になってこの解消に努め、不退転の決意でこの実現に取り組んでまいると、そういう考えでおります。 28 ◯議長(鈴木行雄君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。                   午後 2時26分休憩            ───────────────────────                   午後 2時42分再開 29 ◯議長(鈴木行雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ご報告いたします。説明員として出席いたしております助役・阿部君につきましては、本日退席いたしましたので、ご報告を申し上げます。  19番・海老澤通弘君。                 〔19番・海老澤通弘君登壇〕 30 ◯19番(海老澤通弘君) 2回目の質問をいたします。1回目の質問で、執行部からの答弁で大方理解をいたしましたが、何点かについてさらに2回目の質問をいたします。  まず、合併の枠組みについてでありますが、市長からいろいろこれまでの経緯について説明がございました。そして、時期的には、逆算をしますと、年月的にも大変狭まられているということで、そういう最中に、昨日、議会側が、いわゆる石岡を中核に合併を目指すということで、さらに小美玉、そして玉造町、八郷町を含めた協議会が議会サイドで発足して、その結果、1月中に結論を出してほしいということで、逆に、首長サイドではなく、議会サイドが一歩リードしているというような、こういう状況下にあるかと思うわけであります。当然ながら、本来ですと、石岡市長も12月議会で枠組みについて発表したいところでありましょうが、諸般の事情から発表を控えているということでございますが、もう暗黙の、枠組みについてはそれぞれもう胸の中にあると、このように判断します。いずれにしても、早い機会に合併の想定先を決めていかないと、先ほどの企画部長からの答弁にありましたように、それぞれの首長選挙が2つある、また、議会の選挙が2つあるということになりますと、当然27カ月のタイムスケジュールは目一杯だと、このように私どもは認識をいたしております。特に、枠組みが多くなれば多くなるほど歳月が費やされる、月数がかかるということは、これまで私どもの議会で勉強してきた中では言われておりますので、当然ながら、今明らかにされているのは4市町村、さらにスムーズにいった場合には6市町村、あるいは7市町村となった場合には、私は期日的にこれでいいのかというようなことを非常に懸念をいたしておりますが、これについては早急な対応が必要だと。  当然ながら、一昨日からも出ておりますように、合併後の石岡市がどういう役割を果たすのか、また、石岡市がどのようなまちづくりを目指すのかということが論じられておりました。当然、だれも認識しておりますように、私どもの石岡市は、歴史の宝庫と言われるように、また、それを認められて、歴史のまちに指定をされたということでございます。国衙跡、尼寺、国分寺と3点セットが明確になっているのは、全国でも石岡市が初めてだということが論じられております。これは私は大変な成果として、そしてまた、将来のまちづくりには重要だというわけでありますが、どうも、先ほどの市長の答弁ではありませんけれども、宝の持ちぐされと。いろいろすばらしいものを持っているが、生かし切れていない。前回、前々回にも私は質問をいたしておりますが、東京から来たお客さんをずっと案内してきたところ、石岡はすばらしい、何でこんなものを生かし切れないのかというようなことが言われております。特に、舟塚山古墳、これは形としてあらわれているのが国分寺ということでありますが、残念ながら、当市の宝の持ちぐされを象徴しているようなケースがございます。これは私もこれまで議会で何度も指摘をしておりますが、トイレでございます。あの入り口にあるトイレ。仮設トイレがもう十四、五年あのままになっているんです。いつも議会で言っているんですが、仮設トイレというのはあくまでも、建て替え、あるいは移転、そういうものを想定したトイレなんですね。どこへ行っても今、全国、トイレのきれいさ、そういうものを競っている時代に、当市が誇れるあの舟塚山古墳群の仮設トイレはいかがなものかと。少なくとも、当市の歴史遺産の顔ということであれば、当然ながら、あそこのトイレも改修をして、来た人が快適な、そしてすばらしい、感動を与えるような、そういう。まあ、一つの形でございますけれども、国分寺でもしかりであります。トイレがない。民家のトイレを借りておると。観光バスが来ても、トイレがない。図書館を利用している。そういう実態でございます。ようやく尼寺跡にトイレが完成しましたけれども、こういうものも順次やっぱりまちづくりの基本として計画をしていくべきだと、このように思うわけであります。  そして、中期、長期というような展望の中で、昨日の質問にも出ておりましたように、何としても、国分尼寺の敷地内の移転も決まったようでございますので、今度はいよいよ復元に向けて、これは市、そして県、国、一体となって、これこそ国を挙げての応援、地元の有名な代議士もおりますので、尻をたたいて予算を獲得して。文化庁へ行ったり、あらゆるところに、政治のコネ、強いパイプとよく言われますけれども、そういうものを使って、ぜひ復元に向けて市長の政治力を発揮してほしいと、このように思うわけであります。また、新しい県議も、かつての私どもの仲間でございましたけれども、やる気満々で、県の方で県議の方として活躍を期待しておりますし、また、市長と綿密な関係で、県、そして地元におる代議士、これらの三者が一つの目的を持って、歴史のまちにふさわしいまちづくりに邁進してほしいと、このように私は思うわけであります。  次に、道路交通諸問題について、部長からるる説明がございまして、ある意味では淡々と事業が進んでいると、このように思っているわけでありますが、アクセス道路5本については、いずれも6号バイパスのいかんにかかっておるわけでございまして、6号バイパスもいよいよ今月の17、18日から地元説明会に入るという画期的な時期を迎えております。いずれにしても、路線変更を求める会との話し合い、これがいつまで待っておられるのか。粘り強く、いろいろ表現はあるにしても、これまでまだ日の目が見えていないということでございますが、さらに精力的にこの路線変更を求める会に理解を求めてほしいと、このように強く要望をいたしております。  石岡・つくば線につきましては、先ほどの説明の中で、これが予算がつき、また、用地買収も終わり、平成15年着工の、平成17年完成ですか、こういう見通し、大変喜ばしく思っているところでございます。  都市計画道路の国府中学校へ通じる道路については、部長の苦しい答弁の中で、これは断念せざるを得ないと、こういうふうに理解しないといけないのではないかなと。と申しますのも、いろいろこれについて過去に私も質問をいたしておりますが、残念ながら、一向に進まない。それには傾斜の問題とか同意の問題とかいろいろあるわけですね。しかし、考えてみると、これは現在の部長に言っても仕方がありませんけれども、当時都市計画をして、工事をなさり、さらに宮下までの延長を視野に入れてつくった道路なわけでありますが、その当時でも今でも地形的には何ら変わっていないですね。ただ、あの先がいろいろな関係で進めないということであれば、せめてあの接点から中学校へ通じる、あの細い道路を拡幅、あるいは部分拡幅、そういうことも視野に入れてやっていかないと、大変なことになってしまう。あそこは私もたまに通ってみますけれども、通学時間帯は子供たちが本当に、雨の降った日なんかは斜めになって歩いているんですね。ぎりぎりなんです。ですから、その辺のところを十分調査をして、拡幅、そういうもので対応をしていただきたい、このように強く望んでおります。  幸町・正上内線については、15年の4月に供用開始ということでございますが、私は、問題は、村・六線からあそこの接点の中に信号、そういうものを調査していかないと、大きな事故、そういうものが懸念されますので、その辺のところも交通安全上の問題、大きな交差点になりますので、その辺のところをよくアクセスをしていただきたいと、このように思っております。  高浜地区の問題は、これは市長からもいろいろ決意のほどがありましたけれども、非常に危険だし、しょっちゅう橋の上り口、下り口で接触事故が繰り返されております。あの急勾配、きのうあたりも雪でほとんど通れなくなってしまうというような状況の中で、また、高浜町の商店、あるいは地域住民の中でも、買い物にも行けないというような、回覧板も持っていけないというような危険な状態が続いておるわけであります。また、通学路としても朝晩いろいろ、緑のおばさんも一生懸命に子供たちを守っているわけですけれども、少なくても迂回道路、そして大型車の規制と、いろいろな関係で一刻も早く安心して通学ができるような、そういう整備をお願いしたいと、このように思います。  駅東開発の問題について、いろいろ進捗状況、92.何%、地権者もあと何名かと。もう最後の年月なんですね。15年度に完成しないと、今度は補助やなんかの問題がいろいろ出てくるわけですね。事業が打ち切られるということになれば、今までこれは168だか180だかわかりませんけれども、大きな開発面積を、とりあえず何年か前から10.幾つ、いわゆる市役所のこの道路から泉町へ向かって左側の区域に限定をして、取り組みを変えているわけですね。それで、延長、延長で来て、もう延長は3回目ですね。そうなってきますと、未完成で終わってしまうのかということが非常に懸念をされるわけですね。しかし、あそこまでやって、九二、三%までこぎつけて、あと何名かというところでありますが、今まで投資した金額が30億とも40億とも言われる投資額を無駄にしてしまう、中途半端にしてしまうということであれば、これは大変だと。民間であったら大変なことですね。30億も40億も投資したものが中間でぶんながってしまうということであります。ここで市長にお伺いしたいんですが、前の市長も地権者と何回か話はしておりますけれども、市長も、最後、もう交渉の期日的には最終段階に来ていると思うんですね。あとはいわゆる政治決着。市長も乗り出していって、どうしても話し合えない一人の方に、膝を交えて、テーブルに着いて、話し合いをしていただく。そういうことがもう駅東の開発の最後の砦、いよいよ市長の出番。もう担当部課長が何回……。恐らく、回数で言ったら、どのくらいだかわかりませんけれども、相当な回数足を運んでいるんですね。それで解決の道が閉ざされたということであれば、市長が最後のテーブルに着いて、いわゆる政治決着をつける時期じゃないのかなと、このように思いますので、これらについて市長から決意のほどについてお答え願いたいと思います。  それから、駅東に関連しまして、旧アルコール工場の問題が出ております。移転等も含めまして、アルコール、それからこれはアルコールの反対側に、昔の──今でもそうですけど、ソントン第一工場、この工場跡地が存在いたしております。私どもが議員になったばかりのころでしたか、多分鈴木堅太郎市長時代にソントンと交渉して、ソントンが第三工場、いわゆる大橋地区に移転した際、あの第一工場については石岡市が買い受けると、このような約束がしてあったそうですが、これはあくまでも口約束であって、それ以上の記録はないんですが、ただ、古い議員の方はそういう話を聞いたということはわかっていると思いますし、職員の方でもそういう話があったということはわかっていると思いますが、ソントンの方でも、伝え事項として、第一工場跡地は市の方が買っていただけるという一つの話し合いの経過があるんだということを、私ども、関係者から聞いております。その辺についても、旧アルコール工場の用地買収と同時に、検討委員会があるそうですが、その辺も含めていろいろ検討していただきたい。特に、合併を見込んだ場合、当然、新市庁舎、あるいはその他のいろいろな有機的な建物、そういうものを見ましても、あの土地は非常に魅力のある土地だと。合併がスムーズにいった場合、組み合わせの市町村の数にもよりますけれども、400億とも500億とも言われる特例交付金が10年間にわたって支給されるということで、私は一つ心配しているんですが、あっちでもこっちでも合併をして、国の施策の中で本当にそういう金が出るのかなという心配をしておりますけれども、実際、そういう総務省あたりの見解として、どのぐらいな試算になるのかちょっとわかりませんけれども、企画の方でもしそういう想定先と交付金、これらについて。まあ、どういうふうになるのか、非常に市民も関心を持っているんですね。そういう交付金でもうまく充当できれば、土地の取得は無理ではないんじゃないかなと、このように私は思っております。あわせまして、これからの中心市街地の神栄跡地、そして旧アルコール工場跡地、これらについては、当市の合併、それから合併を見据えたまちづくりの中心地として大きく利用価値があると、このように思っております。当然ながら、神栄跡地についてもいろいろこれまでの市民とのワークショップ、あるいは議会のやりとりの中で、おのずと、かすかにあそこへの箱物はぼやっと見えてきたような感じすらしますけれども、あわせてその辺のところについてもお伺いをしたいと思います。  なお、時間がございませんので、私は3回目の質問はいたしません。2回にとどめたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 31 ◯議長(鈴木行雄君) 市長・横田君。                  〔市長・横田凱夫君登壇〕 32 ◯市長(横田凱夫君) お答えいたします。  駅東開発に伴います課題、いわゆる地権者の未同意の方々に対しての対応でございます。一人一人、一つ一つ、少しずつではありますが、好転の兆しが出ているということは先ほど申し上げたとおりでございます。1名の方が大変厳しい状況にあることもよく把握しているところでございます。私としましては、その状況によってはいつでも、やはりこれは私自身、現場に、あるいは交渉の先頭に立って対応するという決意でおるわけでございます。状況を見て対応してまいる覚悟でおります。  それから、旧アルコール工場跡地の問題でございますが、これも期限を明示されての話が過日あって、その対応を現在検討しているということで、過日担当部長から答弁させたところでございますが、具体的に用地の価格等も精査して、どんなものが利用するのに適切かというような観点も踏まえて、現在検討をしているところでございます。期限のある中で回答をしていくことになりますが、引き続き、まちづくりの観点からも含めまして、あの用地がどのように活用されることが有効かということも踏まえまして、その用地の取得については判断してまいりたいと思います。 33 ◯議長(鈴木行雄君) 8番・亀井比志子君。                 〔8番・亀井比志子君登壇〕 34 ◯8番(亀井比志子君) 8番・亀井でございます。4点通告しておりますので、順を追って質問させていただきます。  まず第1点目、市立図書館の開館時間の延長についてであります。  平成13年の第4回定例議会、つまり、ちょうど1年前になりますが、同じ質問をさせていただいた経緯がございます。市の図書館は、ウィークデー及びウィークエンドとも10時開館、閉館が午後6時となっております。県内のほとんどの公立図書館は、石岡市と同様か、また、9時半開館、午後5時半閉館となっています。ですが、図書館ができた昭和55年、22年前ですが、その時代とは現在の生活様式も全く違いますし、そのころではまさか24時間オープンのコンビニエンスストアやレストランなどができるなど思いもよらなかったのではないでしょうか。夜型の生活様式がどんどん進んでいる現在です。昨年10月にオープンしました下妻市立図書館は、10時開館、午後9時閉館となっています。午後6時以降、9時閉館までの夜の時間帯には、会社から帰宅途中のサラリーマンの方や地元の商店主の方々、また、土・日の夜間帯におきましては家族連れというように、大勢の方々が利用されていると聞いております。昨年この質問をしましたときには、職員7名のうち、司書、司書補を含めて3名、その他嘱託職員4名、司書資格を持っている方たちであるということで、この体制では図書館業務を行っていく上で、一般市民へのサービスも大変であり、目一杯であるというお答えをいただきました。時間帯を延ばすのは非常に困難だということでしたが、その後どのようになりましたでしょうか。人員配置も含めてお答えいただきたいと思います。  第2点目は、学校給食において、地元産の野菜を使用して、食育を考える必要があるのではないかという質問ですが、この質問につきましては、一部分小松議員と重複しておりますので、方向を変えて質問させていただきます。  現在、学校生活の中で、遠足などの行事のときに子供たちが持ってくるお弁当の中身や家庭の食卓には、冷凍食品のでき上がったものであるとか、また、でき上がった惣菜で済ませる親がふえている現実を見ますと、食べること、食物の大切さを学校で教えていかなければならないのではないでしょうか。学校だからこそ、教えていかなければならないのではないでしょうか。私たちが住んでいる石岡市は、住宅街を取り巻いてすばらしい農耕地、農作地が広がっております。農家の方たちと話をしますと、よく言われます言葉に、石岡は南限北限の作物ができるすばらしい環境にあるところだと聞かされました。ということは、作物の種類が豊富であるという、すばらしく恵まれたところに住んでいるわけです。私が育ちました和歌山県南部とは対照的であり、こんなに恵まれたところがあるのかと実感し、この石岡に住んでよかったと思いますし、感謝申しております。ですが、ここで取れた作物がどれだけ地元に住んでいる人たちの食卓に上っているのでしょうか。また、同じく、子供たちの給食にはどれだけのものが使われているのでしょうか。見えてきません。今、全国各地で、地元で取れる旬の野菜や果物、低農薬または農薬を使わずに育てた米を子供たちに食べさせたいと学校給食に積極的に地元の食材を使おうと、地場産給食の取り組みが始まっております。身近な人のつくった食材を使用することにおいて、自分たちの健康を考え、食べ物を選ぶ力を身につけるなどの大切な食育を考え、教えるべきであると思います。  まず第1に、地元産の野菜は給食に取り入れられているのかどうか。この件につきましては、先ほど小松議員にお答えになりましたので、了解いたしました。  第2に、学校での食の教育、指導はどのように行われているのでしょうか。お尋ねいたします。  第3点としまして、市内の小学校、中学校におけるカウンセラーの問題です。  現在、小学生、中学生を問わず、今の学校生活において悩みを多く抱えているお子さんやご家族の方たちが大勢いらっしゃると聞いております。カウンセリングを受けたくても、カウンセラーの方がいらっしゃるときに都合がつかなかった場合、2週間、3週間の間があいてしまうと困っていらっしゃる方もおられると聞いております。カウンセラーの必要性、重要性が叫ばれている折、人員増はあるのでしょうか。また、現在のカウンセラーの人数、退所時間、学校名等をお教えいただきたい。  次に、1年間で何人ぐらいの相談を受けているのか、このことについても教えていただきたいと思います。  4点目は、産業祭並びに米まつりについて、お尋ねいたします。  毎年行われています産業祭と米まつりは、2日間で約5万人から5万5,000人余りの人々が集まるお祭りであり、9月の石岡のおまつりに次いで集客力のあるお祭りだと思っております。また、私たち市民にとりましても、楽しみにしている祭りでもあります。産業祭には、工業団地から14~15社、市内企業が38~40社、また、体育館内では消費生活展、12団体が参加します。同時に行われます米まつりには、新米の配布、農機具の展示・相談、野菜・果木の販売、餅つきの実践、それからポン菓子、豚汁の試食・試飲があり、集客力のあるこの産業祭、米まつりに対して、市当局としてはどのように感じているのか。また、この祭りの意義と目的、開催場所などについては市の総合運動公園並びに体育館の中で行われているそのままでいいのか、どのようにお考えでしょうか。お伺いいたします。  以上で第1回目の質問を終わります。 35 ◯議長(鈴木行雄君) 教育次長・草間君。                 〔教育次長・草間 暁君登壇〕 36 ◯教育次長(草間 暁君) 私の方からは、市立図書館の開館時間の延長につきましてご答弁申し上げます。  議員ご指摘のように、昨年の12月定例議会におきましてもご答弁していますけれども、現在、まず図書館の人員でございます。職員7名で、司書2名、司書補1名、事務員が4名でございます。そのほか、週5日30時間勤務の嘱託職員が4名の計11名の体制で行っております。この嘱託職員につきましては、1日6時間という勤務でございますので、4人を、平日、交代で3人で午前・午後、二交代をしております。また、土曜・日曜につきましては、前半2名、後半2名という形で勤務をしてございます。また、職員につきましては、現在、週5日制というようなことでございますので、月曜日、休館日ですので、休みです。残り火曜日から日曜日の間に1日休みを取るというような状況で現在勤務をしてございます。業務の内容につきましては、図書館ですので、主に図書の貸し出し等でございます。また、平成14年度より、土浦・石岡地方広域市町村圏の住民の方に開放するというようなこともございまして、利用者がふえております。また、国立国会図書館や県立図書館などが所蔵する図書のインターネット検索の開始など、業務量が非常に増大しており、市民の皆様が図書館に寄せる期待と本来の図書館サービスに支障を来す状況も見られます。県内の公立図書館の閉館時間ですけれども、議員のご質問にございましたように、県立図書館と昨年12月にオープンしました下妻市立図書館は午後8時、9時まで開館をしてございますけれども、そのほかの公立図書館につきましては、概ね9時ないし9時半から夕方の5時ないし6時で閉館というのが主流となってございます。そういう中で、石岡市の図書館開館時間を延長するということになりますと、二交代勤務などによりまして、職員をふやさなくてはなりません。現在、極めて財政が厳しい中で、職員の増員は非常に難しくて、現体制の中で開館時間を延長することは非常に困難なことと考えております。将来におきまして人員の増というようなことが可能になれば閉館時間の延長ということも考えられるかとは思いますけれども、現時点での開館時間の延長ということについては非常に難しいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 37 ◯議長(鈴木行雄君) 教育長・海老澤君。                 〔教育長・海老澤 務君登壇〕 38 ◯教育長(海老澤 務君) 私の方からは、2項目の(2)番で、学校で食に関する指導はどのように行われているかということについてお答えをしたいと思います。学校の教育活動における給食指導の位置付けということになるかと思います。学校給食は、実際の食事という生きた教材を通して、正しい食事のあり方や好ましい人間関係を体得するということをねらいといたしまして行われている教育活動でございます。教育課程の中での扱いは、特別教育活動の中に位置付けられております。学習指導要領の細則では、小中学校とも、生涯を通じて健康・安全に活力ある生活を送るための基礎が培われるよう配慮しなければならないと示されておりまして、これは健康教育の一環として給食指導の位置付けがなされているということになります。そういったことを示しているということです。  学校給食の指導の実際につきましては、今申し上げましたような目標を踏まえて、各小中学校におきまして、特に次の4つの観点から各学校の実態を踏まえた取り組みを通して指導の充実を図っております。まず1点目でございますが、体の健康、心身の発育、発達や健康の保持増進のために、バランスのとれた食事をとり、十分な休養や睡眠、戸外での遊びや運動が重要であるといったことを体得させていく。2点目でございますが、心の健康ということで、友人と一緒に食べることや、食事のための諸活動を通して、責任感、自主性、相手を思いやる気持ちを持って、豊かで潤いのある実践的態度を育成する、特別教育活動、係活動等の中に含まれる教育活動の分野ということになると思います。3点目でございますが、社会性の滋養、食事をともにしながら心を開き楽しい会話を交わすこと、食事のマナーを身につけることを通して社会的態度や適応性を養う。4点目でございますが、自己管理能力の育成、食に起因するさまざまな健康問題を踏まえ、正しい食習慣を身につけさせるために、自分の健康は自分で守るという自己管理能力を育成するということでございます。  こういった食に関する指導ということで実践をしていくわけなんですが、つけ加えさせていただきますと、家庭との連携ということが欠かすことはできません。学校給食のねらいに沿った活動を充実させるためには、学校だけでなく、特に家庭との連携に基づく深い理解と協力があって、児童生徒に定着させることができると思います。そういった必要性があると思います。学校、栄養士との連携した活動、それから「給食だより」を発行すること、親子給食会を実施すること、それからまた、学校で行われる収穫祭等の学校行事と、さまざまな場面を通して食に関する指導を行っておるところでございます。  次に、3項目の、小中学校におけるカウンセラーの人員配置、人数、時間、そういった関係のご質問でございますが、まず1点目の石岡市におけるスクールカウンセラーの配置状況についてでございますが、現在石岡市においては、県のスクールカウンセラー配置事業により、臨床心理士の資格を持つ2名のカウンセラーが配置されております。勤務形態としましては、拠点校方式という形でありまして、石岡中学校学区1名、それから府中中学校学区ということで1名、合わせて2名のカウンセラーが配置されております。石岡中学校区では、石岡中学校を拠点校といたしまして、南小学校、東小学校をその範囲に含んでおります。府中中学校区では、府中小学校、北小学校、それから杉並小学校を対象校といたしまして含んでおります。その各学校の関係の児童生徒、保護者、教員等を対象に相談活動を行っております。勤務時間につきましては、県の配置基準がございまして、週当たり1日8時間、年間280時間という勤務体制でございます。基本的に週1日ということですが、仮に1日であれば8時間ということになりますけれども、4時間というふうに分断をすれば週2日ということになります。非常勤なわけでございます。これが人数、時間、学校名でございます。  ご質問の2点目でございますが、1年間の相談の実績につきまして、平成13年度間におけるカウンセリングの、実際受けた人数につきまして、2つの中学校区で全体で245名に上っております。主な内容といたしましては、不登校に関する内容のものが66件、友人関係やその悩み等に関するものが55件、家族・家庭生活に関する内容のものが35件、進路等の問題が10件、情緒不安や問題行動などその他の問題が含まれるものが68件となっております。相談対象の実態につきましては、児童生徒本人が全体の52%、保護者が18%、教員が28%、その他2%となっております。  スクールカウンセラーの人員増についてでございますが、現在、スクールカウンセラーは県内61校の中学校と、それから11校の高等学校に配置されておりまして、基礎資格としての臨床心理士の資格を持つ方が、あるいはそれと同等の力量を有する県教委が認定した方がカウンセラーということになっておりますが、絶対数が不足していまして、県の方では計画的な養成を図っておりますけれども、要望に間に合わないというのが実情でございます。したがいまして、県への要望はこの後も続けてまいりたいと思いますけれども、石岡市内としましては、先ほど申し上げましたように、石岡中学校区と府中中学校区ということで、あと、城南中学校区と国府中学校区ということで、別に心の教室相談員という方を配置しております。職務の内容につきましては、スクールカウンセラーに準ずる形で仕事をしていただいておりまして、県の方から派遣された形のスクールカウンセラーの方との連携をとりまして、研修等の充実を図っているところでございます。  以上でございます。 39 ◯議長(鈴木行雄君) 経済部長・岩田君。                 〔経済部長・岩田 基君登壇〕 40 ◯経済部長(岩田 基君) お答え申し上げます。私の方からは、4点目の産業祭並びに米まつりについてお答え申し上げたいと思います。  平成2年度、運動公園オープン後、産業祭、消費生活展につきましては体育館内、そのほか市内企業の中での安売り市、あるいは米まつり等については体育館前の広場で、毎年10月の第3土曜・日曜日の2日間開催しているところでございます。出店内容、参加人員等につきましては、議員ご指摘のとおりでございます。そうした中、会場の体育館、体育館前広場、駐車場等につきまして、参加者が多いというところから、私ども、もっと広い場所という考えは持っているところでございますが、現時点では最高の場所というふうにとらえているところでございます。そうした中、問題点といたしまして、あれだけ広い駐車場でも駐車場がいっぱいというようなことの中から、周辺道路への駐車、あるいは駐車場へ入れないために車が渋滞するというようなことの中から、一般車両の通行等に支障を来しているところでございます。そうしたところ、14年度におきまして、南小学校前の空き地に臨時駐車場を開設し、バスで送り迎えをして対応したところでございます。そういう中、各実行委員会を組織し、運営しているところでございますので、そういう中で検討し、改善を図りながら運営しているところでございます。そういう中で、三者一体となって開催できる場所が一番よいというふうに私どもは考えているところでございますので、今後とも運動公園をメインにした形で運営していきたいというふうに考えているところでございます。 41 ◯議長(鈴木行雄君) 8番・亀井比志子君。                 〔8番・亀井比志子君登壇〕 42 ◯8番(亀井比志子君) まず図書館の件なんですが、本当に昨年と同じようなお返事をいただきました。確かに今の状態では大変だということなんですが、本当に、ボランティアといいますか、空いている方が大勢いらして、実際にお手伝いをしたいという方がいらっしゃるんですね。どうしていいかわからない、ただ、呼びかけてくださればというようなこともございますので、一度市民の方に呼びかけてください。それで、ぜひ開館時間を、3時間ですか、延ばすわけなんですけれども、職員の出勤体制を二交代制にしましてもおくらせてくるというようなことで、少し頑張っていただきたいと思います。これは市民の皆さんから大勢要望が出ております。平成7年が、入館の人員ですけれども、利用の方が6万人だったんですね。平成12年までの5年間に倍になりまして、12万人になりました。昨年は、冊数にしましても、貸し出し冊数が18万冊にも及んでおりまして、人数としましては6万6,700人、約6万7,000人も利用しているということなんですね。それから、閲覧とか学習コーナー、会議室などなどを全部合わせますと、11万4,000人が13年度は来館しているというような状態です。本当に神栄跡地にもしも何かができるのであれば、図書館をまず含めてしていただきたい、私たちはそのように考えております。もう一度この開館時間については、職員ばかりをそちらに移すのではなくて、一般の方から公募するなりいろいろな方法があるかと思いますので、考えてみていただきたい。これはぜひお願いしたいと思います。要望いたします。  2番目の食育についてなんですけれども、確かに各小中学校では食育ということで給食について話はされておりますけれども、ただ、残念なことに、先ほど小松議員が聞かれたときに答えられましたけれども、実際に石岡市で生産され使われている野菜が、ホウレンソウが85%のうちの45.7%、それからネギが84%のうちの36.9%、ニンジンが県産の56%のうちの、これは本当に少ないんですが、2.4%も使われているけれども、このことを皆さん、一般の保護者の方はご存じでしょうか。これはやはり石岡市で取れているものを使っているということをぜひ皆さんにお知らせしてください。このことにつきましては、NHKでもやりましたけれども、富山県の砺波市などでは、やはり実際につくっている方たちが旬の食材を子供たちにおいしいうちに届けたいというようなことから始まったと聞いております。石岡市の周りではたくさんの食物ができて、使える野菜がたくさんできております。  私は実は、今年初めてですけれども、ジャガイモ掘りなどを手伝わさせていただきました。そのときに、3反歩のジャガイモ畑を掘り返しましたが、何と、その中で規格外になるものが軽トラの荷台に2杯分。つまり、70グラム以下のもの、それから大きいのが何グラムでしたか、ちょっと覚えていないんですが、規格外になりますと全部捨てなくてはいけないと。確かに、小さいのを使うというのは大変難しいことかもしれませんけれども、大きいのは、これはどうなるんですかと農家の方に聞きましたら、今から軽トラックで捨てに行くんだと、埋めてしまうんだと、そういうようなお話を聞いたんですね。何と、軽トラの荷台に2台分もあったんですよ。その現実を見ましたときに、確かに小さいものが難しいのであれば、大きいジャガイモだけでも給食センターで使えないものかと。捨ててしまうものであれば、確かに規格外ですから手間はかかるかもしれませんけれども、安全なもので、地場産のもので、本当にそういうものを安く手に入れられて使えるものであれば、どんどん使っていただきたい。それで、子供たちも、教育の一環として、ジャガイモ掘りのお手伝いじゃないですけれども、行ってみるのもいいんじゃないかと私は思っております。  確かに、田んぼで稲作を学ぶことは本当に大切なことだと思います。でも、それだけではないというのも現実ですので、そういうことも一応考えていただいて、食育、食べることの大切さ、これを今学校で教えていただかないと大変なことになるのではないかと。簡単に買ってきたものだけを乗せればいいというものではないと思いますし、今、お母さん方は、低農薬なものを食べたい、安全なものを子供たちに与えたいと願っております。そういうものも石岡市ではかなりあると聞いております。生産されております。そのことにつきましても、私は、茨城県内で一つだけやっているところがあるというので、古河市まで行ってまいりましたが、市報で呼びかけたそうです。例えば、ホウレンソウなんですが、旬のときにホウレンソウをどれだけのものを入れていただけますか、そういうことに協力してくださる農家はありませんかということで呼びかけたそうです。そのことに対して、1グループしか返事がなかった。だけれども、その1グループのことによって、1品目であったのが、1週間、2週間後にもう一度市報に出したことによって、10グループの人たちが名乗りを上げてくださって、給食センターの方に持ってきてくださった、そのように聞いております。  実は、私の友達で、数年前なんですが、ホウレンソウを、一般の市場に出す場合ですけれども、給食ももちろんそうですが、出荷する1週間前には農薬をかけて虫を殺して、それから1週間たってから出荷をしたというようなお話も実際に聞いております。今、低農薬、無農薬のものをと言っておりますけれども、確かに母親の方、親としましても、虫が入っていたということで大騒ぎになって、それが食べられなくなるからそういうものは使ってもらいたくない。だから、そういうことになってしまうんだといえば、それはそのとおりなんですけれども、洗浄をよくすれば大変なコストアップにもなってしまうかもしれませんけれども、安全なものを食べさせるということにおいては、コストアップにつながっても人員増で洗浄を確かにする。そうすれば、そういう虫が入っていたというようなこともなくなってくるのではないかと思います。いろいろな面で、今つくっていらっしゃる農家の方たち、それから私たち消費者の間にいろいろなギャップが生まれております。農家の生産者の方では大変安いんですが、私たち消費者のところに届くときには大変高いものになっている。いろいろなことが考えられております。ですけれども、私たちの子供たちのことを考えますと、食育を通して、地元産の安全な野菜を子供たちの給食にというのが親の願いでもありますので、ぜひこれは真剣に取り組んでいただいて、考えていただきたいと思います。これも私、要望で終わらせていただきますので、学校の方でもいろいろと考えてください。  それから、食育の問題ですけれども、各学校に栄養士を置いて、食物についての教育をするという気持ちはありますでしょうか。そのことについてはお返事いただきたいと思っております。  それから、スクールカウンセラー、心のカウンセラーについてなんですけれども、先ほどお聞きしましたら、県から、補助ということで、スクールカウンセラーが2名、週に1日なんですね。それで、今聞きましたら、拠点として、例えばの話で石岡中学校にします。石岡中学校に1名ということは、週に1日8時間ということで、例えば石岡中学校に何曜日かに1日いますと、その次の週にならないと東小学校には行かない。その次の週にならないと南小学校には行かない。それで、石岡中学校に帰ってくるのは、結局3週間目のその次の週であると、そういうことになるわけですね。4時間にしましたら、結局週に2日になるわけですけれども、本当に大変短い時間であって、ご両親の方でもたくさん悩んでいらっしゃる方がいらっしゃいます。その方たちがアポイントをとりたくても、いっぱいで、なかなか会っていただけないし、お話も聞いていただけないというのが現状なんだそうです。それに付随しまして、石岡市では城南中学校と国府中学校に心のカウンセラーというのが置かれているということなんですけれども、その石岡市で置かれています心のカウンセラーをもっとふやしていただいて、各中学校に最低でも1名ずつ置いていただいて、1週間に2回でもいいから各小学校に出向いていく、そのようなことにはできないものなんでしょうか。  実際に、ここに平成12年度の長欠児童の調査についてというのがありますけれども、欠席理由に、疾病異常というのは仕方がないかと思うんですね。ところが、遊び・非行で休む子供たち、中学校になりますと13人です。それから、情緒的混乱というのが、小学校で4名もいるんですね。それで、中学校になりますと、19名。無気力状態というのが、小学校で1名、中学校で23名もおります。それから、家庭の理由ということで、小学校で3名、中学校で2名。それから、学校生活による複合的理由で欠席というのが、小学校ではゼロですけれども、中学校では2名いるわけです。また、その他ということがありますけれども、これはその他というのはいろんな意味で含まれているのかなと思いますが、小学校で5名、中学校で21名。合計で115名です。この子供たちが30日以上の長欠児童だとしますと、大変なことだと思うんですね。  それで、今、いろいろ教室に入れないお子さんたちは保健室に行って養護の先生とお話をしておりますけれども、養護の先生はその子供たちの対応で目一杯になってしまいまして、大変忙しくしております。そのことを考えましても、心のカウンセラーの部屋があるなり、スクールカウンセラーの部屋がありまして、いろいろ話を聞いていただくそういう場所があれば、養護の先生は養護の仕事にもう少し打ち込めるのではないかとも思いますので、子供たちが安心して学校に来れるというようなことで、カウンセラーの人数をふやしていただきたい。これも教育長として真剣に取り組んでいただいて、子供たちが安心して学校に行ける石岡市内の小中学校にしていただきたい。私は、このことについては、要望ですけれども、強くお願いしたいと思います。これはできないわけではないと思います。教育にかけては、私たちの将来を担ってくれる子供たちです、大切な子供たちですので、そのことにかけるお金は惜しみないものがあるのではないかと思いますので、考えていただきたいと思います。  それから、産業祭、米まつりについてですけれども、産業祭は、先ほど申し上げましたように、5万5,000人の人出がございます。米まつりで新米が無料配布されますのが960キロなんですね。それから、餅つきに使われます餅米が240キロと、すごい量が皆さんに配布されているわけです。私がこれを持ち出しましたのは、米まつりの会場が運動公園で行われるのはいいんですけれども、フェンスの向こうであるということ。このことについては、こちらの産業祭をやっているところから、入り口が2カ所しかない、端っこの方からしか入っていけないというような状態で、もう少しオープンなところがいいんではないかというようなお話がかなり出ております。それで、私たち、いろいろな主婦と話し合いました結果、旧市内の活性化ということも考えまして、おまつりで交通をストップすることができますね。それと同じように、歩行者天国をつくりまして、街中でやるということは、これはできないものなんでしょうか。無理なことなんでしょうかね。それで、あと、空き店舗を利用して、バザーの品物なども消費生活展も各店舗に置くこともできますでしょうし、いろいろなことが考えられるのではないかと思います。先ほど部長の方から、三者一体で行っているので今のままで続けていきたいということがありましたけれども、市内活性化のことを考えますと、神栄跡地に駐車場を置きまして、例えば5万5,000人じゃなくて、3万人であっても、街中に人が繰り出て、歩いてくださるということに対しては、大変な活性化につながるものと私は思います。そのことも含めまして、三者でよく討議をしていただいて、考えていただきたい、そのように思います。  先ほど申し上げました1点のみ回答をいただいて、2回目の質問を終わります。 43 ◯議長(鈴木行雄君) 教育長・海老澤君。                 〔教育長・海老澤 務君登壇〕 44 ◯教育長(海老澤 務君) まず、各学校に栄養士をというお話につきましてお答え申し上げます。現在の石岡市に配置されております栄養士は2名でございます。いずれも県の職員でございます。他の市町村の話になって大変恐縮でございますが、自治体で個々に栄養士の採用というのは、現状でそういった配置をされているというのはちょっとこれから調べてみたいと思いますが、県の職員としての配置として定数で決められた形でございましたので、石岡市の場合、2名でございました。そういった状況がございますので、各学校に栄養士をということにつきましては大変難しい課題であるかなと、今の段階ではそれしか申し上げられませんけれども、そういった現状でございます。県職員として配置されて学校の方に配属された職員が、勤務箇所として給食センターに勤務をしておると。若干給食関係のことで申し上げますと、実際場面の給食の実施されている中に、招待給食というのがございまして、学校の中で下級生が上級生を招待して給食を楽しむということ、あるいは保護者に対しまして、保護者と一緒に親子給食なんていうのもございます。そんないろんな方策の中に、給食センターからの学校訪問というのがございまして、積極的に、所長以下、栄養士の方、各学校でプログラムを組みまして、学校訪問をして、子供たちと接する場面をつくり、栄養士の方の直接のお話を子供たちに伝えるといった場面もつくっております。栄養士につきましては以上でございます。  それから、2点目の教育カウンセラー等にかかわる課題でございますが、心の教室相談員といたしまして、城南中学校、さらに国府中学校に配置しておりますが、こちらは週3日、そして1日当たり3ないし4時間という勤務でございまして、平成13年度間の実績といたしましては、合計345名の生徒が相談に訪れております。相談室をそれぞれ設けてございまして、周りからの機密性といいますか、そういったことも保たれた形で行っております。主な相談内容につきましては、ご指摘のように、不登校でございますとか、友人関係の悩みですとか、いじめの問題ですとか、そういったことでございます。カウンセラーの増員につきましては、毎年、県の方に要請をしておるところですが、先ほど申し上げましたように、絶対数の不足から、なかなか配置をいただけていないという現状でございまして、あと、カバーする方策として考えているのは、専門のカウンセラーが先ほど申しましたように2人おります。さらに、今申し上げました国府中学校と城南中学校におる2人の方、さらに各学校で主として子供の相談に応ずる役職を持った省令主任等、さらにはそれぞれの学年を統括する立場におる者、そういった関係職員と綿密な連携をいたしまして、研修を重ね、また、情報交換をし、そういった形でフォローをする形で教育相談事業を総括的に実施してまいっております。引き続き、県の方にカウンセラーの配置等を要請していきたいというふうに思っております。どうぞよろしくお願いします。 45 ◯議長(鈴木行雄君) 8番・亀井比志子君。                 〔8番・亀井比志子君登壇〕 46 ◯8番(亀井比志子君) 今、教育長から答弁いただきましたけれども、人員の増は大変難しいということですけれども、実際に子供たちが悩んでいます。早く子供たちを助けてあげればそういうことにはならなかったという事例も今までたくさん見てきておりますので、そういうことのないように。ただ、学校の中でのことだけれども、学校の先生には言えないということがたくさんあるんですね。だから、スクールカウンセラー、心のカウンセラーの方のところに駆け込んでいくというようなこともあります。第三者の立場で聞いていただけるということもありますので、ぜひカウンセラーについては、市でもそのことに対して、それこそ本当に子供たちに資本を投じるのと同じで、投じていただいて、ふやしていただければありがたいと思っております。  それから、食育についての栄養士が他の自治体ではないのではないかというようなお話ですけれども、確かに自校方式の給食のところでないとないというようなお話もありますけれども、そういう他の自治体がないから石岡ではできないというような考え方ではいけないと思うんですね。ほかの自治体ではやっていないけれども、いいことであれば石岡市でどんどん取り組んでいく、そのような姿勢でやっていただかないと困ります。それだけは強く申し述べまして、私の質問を終わらせていただきます。 47 ◯議長(鈴木行雄君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。                   午後 3時53分休憩            ───────────────────────                   午後 4時06分再開 48 ◯議長(鈴木行雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  9番・山口 晟君。                  〔9番・山口 晟君登壇〕 49 ◯9番(山口 晟君) 9番・山口 晟でございます。今回、石岡市まちづくり構想と行政運営について、ご質問させていただきますが、内容的には、平成17年3月31日までの市町村合併を進める上での石岡市が抱えている問題点、特に6号バイパス問題、「ひまわりの館」に係るレジオネラ菌感染症事件について、農業問題についての今後の対応等について、幅広く横田市長にお伺いいたしますので、担当部長におかれましては市長の答弁できないものにのみお願いいたします。また、通告書中には、横田市長の個人的な合併に対する考えをお伺いしたいとありますが、個人的なというところと、丸で1、2、3とあります番号を除外していただきますので、議長におかれましては、その点、よろしくお願いいたします。  私は今、「私たちの石岡市議会 議会報集」というのを、平成13年第1回定例会から平成14年第1回定例会までの一般質問を参考にしながら、ここにありますので、ご質問させていただきます。私は、質問については、市民の皆様も議会報を読んでいただいておりますので、私のまちづくり構想はご存じの方もあろうかと思いますが、横田市長におかれましては、私がどのような考えで議員になろうとしたか、また、どのようなまちづくりがしたいのかを聞いていただき、そして横田市長のまちづくり構想を聞かせていただいた上で、私たちが住んでいる、霞ヶ浦と筑波山を近くに持ち自然環境に恵まれているこの石岡市をより一層すばらしいまちにしていくためにも、石岡市長としての心実の気持ち、実のある心の内をお聞かせいただきたい。  私はこれまで、平成13年第1回定例会、石岡市議会第137号においては、今後のレジオネラ後遺症と判明した方の取り扱いはということで質問させていただいております。また、第138号では、レジオネラ症への補償につき、診断書の提出状況はということで質問しています。また、第139号では、市長が言う道義的責任──これは前市長でありますけれども、どのような責任なのかということで質問し、第141号においては、市の重大事に無責任な発言、政治姿勢を問いたいということで質問をしております。それは木村市長のときでございます。横田新市長になられましてからは、初めての議会において、第142号では、6号バイパスは路線変更を前提に取り組むべきだといったことを質問させていただいております。  今回の石岡市のまちづくり構想についての質問は、石岡市が今後どのようなまちになるか、大事なときでございます。特に、6号バイパス問題、「ひまわりの館」に係るレジオネラ菌感染症事件については、早急に解決しなければならない問題であります。また、農業問題については、平成16年度から畜産農家においては、糞尿の処理、堆肥の問題、これが素掘り、野積みが禁止されます。この点についての今後の市長としてのお考え、どのような考えがあるか、お聞かせいただきたい。また、6号バイパス問題、「ひまわりの館」レジオネラ菌感染症事件について、今期中に解決ができるか、特に工事請負業者との問題点の解決をどのようにするか。  そして、合併については、これまでも同僚議員がいろいろと質問しております。十人十色ということでございます。私は私なりの考えで合併問題を考えております。私は今、土浦・石岡社教センター事務組合の議員として、また、営農研修センターの議員として、議会活動をしているわけですが、日本の国、北海道から九州までのこの間で関東地区はちょうど真ん中にあります。その中で、霞ヶ浦と筑波山という自然に恵まれたこの石岡、これは日本で一番すばらしいまちだと私は思っております。これはこれからどうするかによって変わってしまうわけです。これまで新治郡と土浦と石岡2市、それを含めた大きな、政令都市、30万都市を目指した合併が、私は、これからの日本を考え、この石岡を考えたときにはできればそういう大きな合併という気持ちでおりました。まあ、横田市長も大きな合併がいいというような話も私はお伺いしたことがございますが、今回は土浦市とは離脱したということでございます。今、議長、副議長、委員長、副委員長が合併問題に一生懸命努力しているところでございますが、私の方に情報が入るのは残念ながら遅くなってしまいますので、私は私の気持ちを今日は話しておきたいなと、参考にしていただければと思うんです。
     石岡市を中心とした美野里町、玉里村、八郷町、千代田町、霞ヶ浦町、小川町、これは営農研修センター議会での市町村であります。私は、霞ヶ浦と筑波山、これを中心にした、霞ヶ浦を取り巻く、このくらいの合併が最低でも必要ではないかと思っております。そして私は、文化センターの建設ということを最初の質問で、初めて議員になったときにやりました。これはなぜその問題を取り上げたかというと、私事ですが、私は子供のころから歌が好きで、昔、ニューパール楽団というのが石岡にありまして、その歌手をやっていました。そのころはもう、楽団というのが来ると、みんなもう珍しくて、今で言えばコマ劇場でやると同じくらいな価値があったと私は思うんですが、そのころ、やっていました。今の市民会館の前の石岡公民館というところでございます。そのときに、大スターというか、大物歌手というか、春日八郎さんが来まして、それが出会いで私は歌の道に入りました。それで現在、これまで議員になるまで日曜・祭日を歌の仕事ということでやってまいりました。なかなか今、そのまちが、石岡市ではみんな何もできないようなまちになっております。そういう意味から、私は、石岡のまちづくりは、やっぱり神栄跡地に文化センターをまず建てて、全国から人を呼ぼうと。 50 ◯議長(鈴木行雄君) 山口議員に申し上げます。質問事項を集約して質問願います。 51 ◯9番(山口 晟君) まちづくりに対しての関連でございます。神栄跡地は、今、購入してからもう5年になりますけど、この問題も同僚議員が質問していましたから、今回それは省略しまして、今回の合併問題についての質問に戻します。  今回の6号バイパスの点でも、私は、地権者との話し合いが一番大切であるということで言ってきております。この点についても、きのうの同僚議員の中で、強制執行的なものをやる考えがあるのかというようなことがありましたが、なかなかそのような問題は難しいんではなかろうかと私は思います。でありますので、3月に市長に私が質問していますが、積極的にこの問題に取り組んでいくということで、市長、言っていただきました。その後の取り組みと今後の考え方、そしてレジオネラについては工事請負の方との問題、取り組みをどのようにしていくか、先ほどの農業問題、それについて市長のお考えをまずお聞かせいただきたいと思います。それと、石岡市を中心とした合併なんですが、私の考えは先ほど述べましたが、市長としての合併構想ですか、どのような考えをお持ちか、お尋ねいたします。農業問題も先ほどやりましたね。その問題をどのように考えているか、よろしくお願いします。  1回目の質問を終わります。 52 ◯議長(鈴木行雄君) 福祉部長・浅野君。                〔福祉部長・浅野昌二郎君登壇〕 53 ◯福祉部長(浅野昌二郎君) お答えを申し上げます。市長にお尋ねでございますが、私の方から、まず損害賠償の請求関係のご質問についてお答えを申し上げたいと思っています。  ご質問の損害賠償の請求ということで、市が求償していくことについてだと思っています。これにつきましては、これまでもご答弁申し上げておりますように、保険で支払った金額については、保険会社の方が、専門部がございますので、そういったところで相手方を特定していくという作業を行いまして、求償をしていくということでございます。それから、市が改修工事等で保険で支払えない部分で支払いをしているもの、これについても同様に保険会社と十分に相談しまして、相手を特定し、市として損害賠償の請求をしていくということになろうかと思っています。まだ現在その作業は具体的に始まっておりませんが、弁護士の手配はしてございますので、そういった方と具体的に、いつの時点で、どこを対象にしていくか、お話し合いをしているという段階でございます。  以上でございます。 54 ◯議長(鈴木行雄君) 経済部長・岩田君。                 〔経済部長・岩田 基君登壇〕 55 ◯経済部長(岩田 基君) 私の方より、農業問題についての事務局の方の考えを申し上げます。  現在、当市の畜産農家は、酪農12戸、養豚8戸、そのほか養鶏などがあります。平成16年11月1日から、家畜排泄物法により、牛10頭、豚100頭、鶏200羽以上を飼育する農家、企業は、糞尿処理施設を設置しなければならないこととされております。市内の酪農、養豚の経営を見てみますと、酪農での多頭飼育農家9戸については、貯留槽を完備するとともに、バキュームカー、ショベルローダー等を所有し、堆肥の切り返し、農地への還元等を実施しています。小規模酪農農家3戸については、堆肥舎への搬入、切り返し等により堆肥化し、自己農地及び希望農家へ分けているのが現状です。養豚農家については、処理施設を有する農家2戸、施設整備事業希望は1戸、これらはいずれも多頭飼育農家であります。100頭飼育に満たない養豚農家については糞尿処理施設を整備することは法的に求められていませんが、適正に処理する義務があります。素掘り、野積み等を廃止し、豚舎におがくず、わら等を敷くとともに、糞尿が外に漏れ出ないような施設、例えば堆肥舎、パイプハウス等を設置し、適正に処理することが求められます。市として、畜産経営の維持と畜産環境の保全に向け、農家の理解と協力を得ながら、素掘り、野積みの解消に努めてまいりたいと思います。また、事業希望者については、補助事業、資金等の相談に応じるとともに、個々の農家に応じた処理形態を指導していきたいと思います。  以上です。 56 ◯議長(鈴木行雄君) 市長・横田君。                  〔市長・横田凱夫君登壇〕 57 ◯市長(横田凱夫君) お答えいたします。  まず、合併についての考えでございます。市町村合併に対するお尋ねでございますが、山口議員ご提言のとおり、当市は、全国に誇れる歴史的遺産や、東には霞ヶ浦、西には筑波山系といった、非常に自然に恵まれた地域であるわけであります。そのような豊かな自然と肥沃な大地に恵まれ、先人が古代から住み、国の都が埋葬されているとも言われる県内最大の舟塚山古墳、中世には国府や国分寺が置かれ、高浜の水運により、商業も近世においては隆盛を極めた地域でございます。このようなすばらしい風土、特性を持った当市が合併によって新しいまちづくりを行うためには、これらの特性を十分に生かせるように将来構想を描く必要があると考えるものでございます。例えば、隣接町村の中で合併の想定先として具体的に名前が挙がってまいりました町村には、霞ヶ浦といった共通の大きな財産があるわけであります。これら自然を生かした高浜地区からのまちづくりというものは、広域的に一体感のあるものが可能となるものと思います。いずれにしましても、生活圏において行政界がボーダーレスとなってきた中で、それぞれの地域の特性を有機的に結合させた中で、現在までの点と点で結合されたまちづくりから、面による広域的な整備が可能となるものと考えております。それから、合併の規模でございますが、地域の特性や実情を勘案するのであれば、ただ単に大きければいいというものでもなく、適正規模と申しますか、まちづくりという観点から考えるのであれば、適切な表現かどうかは別としまして、現在の身の丈に合った合併というものがおのずと判断できるのではないかと、こういうふうに考えるものであります。  次に、6号バイパス問題でございます。先ほどもご説明したところでございますが、国土交通省より、念願でありました用地買収等に関する地元説明会が12月17、18日の両日に開催する旨の連絡を受けているところであります。これによりまして、用地買収という具体的な事業に入っていくことになり、一つの大きな壁が越えられたものと考えております。しかし、路線変更を求めて現路線に反対しておられる方々がおられることも現実の問題としてございます。私どもといたしましては、6号バイパスが早急に整備されることが、石岡市民が安全で健康に暮らすことのできる住環境の整備にはなくてはならないものと考えております。現路線に反対をされておられる方々には、6号バイパスの必要性及び早期に整備する必要性をご理解いただくために、話し合いを引き続き進めてまいりたいと考えておるところであります。  そのほか、レジオネラ、あるいは農業問題に関しては、部長から答弁したとおりでございます。 58 ◯議長(鈴木行雄君) 9番・山口 晟君。                  〔9番・山口 晟君登壇〕 59 ◯9番(山口 晟君) 合併についてでありますが、今現在の石岡市は、まず6号バイパス問題、そしてレジオネラ問題、この問題が早急に解決しなければならない問題であります。この問題を引きずっていったならば、他の市町村ではやはり、解決してから一緒にやりましょうというような気持ちになってしまうんじゃないかと思います。ですから、今回は、6号バイパスについては、この前もJAひたち野の署名運動とか職員の署名運動というのがありまして、問題になっております。前回の質問でも、市長には、今のままでは、片方は路線を変更していただきたい、片方はこれでいく、変更はできないという、結局平行線で、いつになってもこれは平行線であると。そうしますと、国でも予算の方もないと、そういう問題があるところだったらばということで、一番先に予算をカットされる可能性が出てくるわけです。今のところは予算は計上してくれております。ですから、この問題の解決を、先ほど私が強制執行的なということを言ったんですが、そういうことは言っていないということで、法に基づくということだそうです。私はそれをそういう的なものと言いましたが、そのところは一応訂正していただきたいと思います。まあ、何らかの考えをしなければ……。これまでも、市長のこの前の答弁にありましたから、それから何回か行っているのかなと思ったら、その後は行っていないという話を聞いております。署名のやり方においても、またかえってこじらせてしまったんではないかなと心配しております。その点の、この署名問題についての今後の問題、どのようにするか、お伺いします。これは市長としてお願いします。  もう1点、レジオネラ問題でありますが、この間、友水さんと2人の裁判ですか、これが新聞に出ておりました。前の要求は1,900万ぐらいだったと思うんですが、今度の新聞に出ていたのは210万ぐらいと。以前には、レジオネラも3年たつと時効になってしまうということで、このままもう少しで来年の4月、5月、6月。始まったのは4月7日ですからね。そうしますと、もう時効になってしまうということでございます。でも、今のレジオネラ問題を考えたときには、最初、レジオネラというのはだれも気がつかなかったわけですよね。途中でああいう事件ができてから、あれ、ひょっとしたら私もということで、264名の方が市に相談に行っております。ですけど、これまでの市の対応としては、ご機嫌はどうでしょうかというような手紙を出したという話は聞いております。またその後も、この前の前市長の質問のときにも、見てみますと、また何か便りを出そうというようなことを指示しているというようなことが書いてあるんですが、この前、部長に聞きましたらば、そういうことはまだやっていないみたいですね。そうしますと、ご機嫌はどうですかじゃなくて、レジオネラというものはこういうものですよと、潜伏期間が1週間であって、レジオネラには2種類があるんだと、そういうことを説明して。結局、インターネットでとってみますとわかりますけど、レジオネラによって急に発熱が出て、ひどく下痢したりなんかして、大病の人は亡くなってしまうと。また一つの別なのは、大体、下痢して、熱が出てということは似ているんですが、それがはっきりわからないで、治療を間違って、風邪だろうなんていうことでやっていますと、それがかえって後遺症に残ってしまうんだということが出ております。きちんとした対応というのは、やはりかかった方々がすぐに抗体検査をやればよかったのが、それがやっていなかった。そのためにいまだに通院している人もいるんです。そういう問題を考えたときに……。〔不規則発言多し〕この問題を解決しないと合併問題に入るのに非常に難しいために質問しているわけです。  この問題については、特別対策委員会の取り扱い方にも私は問題があるんではないかなと思っております。いまだにその問題が取り上げられております。今日も今、助役がいませんが、きちんとした医師の診断書も届けてありました。県の対策にも届けてあります。でも、今のところは取り上げていないのが実情であります。こんな問題もこれから私の方ではやってみますが、今までの264名、その方々の対応をきちんとしていただいて、今期中にそれを解決するように努力していただきたい。でないと、この合併問題も非常に難しくなります。以上、その問題はどのように取り組むか。今期中に、業者との問題点。これは裁判ほかないと思うんですが、この問題だって、市で起こさなければこのままになって、流れてしまいます。その辺もきちんとした対応をやっていただきたい。これはどのような対応をしていくか、答弁をいただきたい。  また、農業問題でありますが、今度、今の素掘り、野積みが禁止されますと、大規模の酪農、これはいろんな設備をするのに、これまでも設備投資をしている方もあるし、大規模だったら設備も可能かもしれませんが、小規模畜産農家はすぐに対応できない、難しいんじゃないかと。廃業になるか、また、それなりの自給自足をする場合には反別を用意しなきゃならないということになります。ですから、その点に、県と国のいろんな補助があるのは、私もずっと研究していますから、わかっております。なかなか補助といっても、金額はかかるし、補助を60%もらったとしても個人負担がかなりの金額になりますから、ちょっと小規模ではできない。その問題点を、市として、何かこう簡単にできる……。まあ、一番問題は資金の問題だと思うんですが、県と国がやって、何年もかかるような問題じゃなくて、すぐに対応ができるような体制がとれるかどうか、その点をお聞かせ願いたいと思います。  あとは、合併でありますが、6号バイパスについても、千代田・石岡6号バイパスということになっていますから、やはり千代田町にも……。もう土浦の方から離れたわけですが、一応千代田町は近くでもありますし、営農センターの議会も一緒にやっております。これはまだ決定したわけではないということでありますから、千代田町にも一緒にやるように積極的に呼びかけていただきたい。また、私は、霞ヶ浦観光道路ということで再三やってまいりました。所橋から三村、御前山、坂井戸、あの辺を通りまして霞ヶ浦町に持っていく道路、これはおかげさまで今回、農免道路でなくて、別な形で、都市計画の方ですか、載るようでございます。ありがとうございました。そういうことも関連しますと、やっぱり霞ヶ浦町との連帯、これが必要になります。でありますから、霞ヶ浦町にも呼びかけていただきたい。そして今度、土浦市から離れて、玉造町という話がありますが、私も、市民から、何で土浦市から離れて玉造町なのか、千代田町、霞ヶ浦町を交渉するのが大事じゃないですかというようなことを言われます。これから玉造町がこちらに入ってきていただけるのは、それは結構なんですが、霞ヶ浦町と千代田町から離れるというのは、私は、霞ヶ浦を囲んだ市町村合併ということを考えたときには、やはり霞ヶ浦町と千代田町は必要じゃないかと思うんです。この前、石岡市民会館において合併問題の話がありました。あのときも、やっぱりできるだけ大きな合併が必要だということで、今の石岡市、霞ヶ浦町、千代田町、八郷町、美野里町、小川町、玉里村、この合併が一番ふさわしいんではないかと、このまま一気に行くべきだということで私も質問しましたが、県の方のいろんな合併問題も出ております。やはり今回合併するならば、そのくらいの合併は必要じゃないかと私は思いますので。また、先ほどの、市長としての、どのような合併かということで具体的には聞いていないんですか、その点、よろしくお願いいたします。  2回目の質問を終わります。 60 ◯議長(鈴木行雄君) 福祉部長・浅野君。                〔福祉部長・浅野昌二郎君登壇〕 61 ◯福祉部長(浅野昌二郎君) お答えを申し上げます。  レジオネラ菌感染者についての対応ということで、それ以外の方も含めて264名の方への、今後どうしていくのかというご質問でございました。これらの方には、これまで示談交渉に当たりまして、市の職員が直接個別にお話を聞きに伺いまして、誠意を持って交渉し、示談に至っている方と、まだ示談に至っていない方がございます。問題は、まだ示談に至っていない方への対応ということになろうかと思いますが、先日、訴訟を提起されていた件について、裁判の方で答えが出されまして、その方については間もなく裁判の結果によるお支払いをしていきたいというふうに考えております。その以外の方、まだ3名の方が現在未解決の状態にありますが、損害賠償の請求の訴訟の行方を見ていたいというようなお話がございまして今日まで来ておりますが、裁判の結果を受けてまたお話し合いに入っておりまして、これについても誠意を持って早急に解決をしていきたいというふうに考えています。  それから、これまで被害者の方への対応につきましては、年1回、健康診断を実施しまして、菌の検出された方と、それから加療中の方が対象ですが、検査を実施して、健康の状態を確認していただくということを実施しております。それで、これは医師会病院の先生のアドバイスも受けまして、3年程度経過を見れば大丈夫だろうというお話なので、来年に入りましてもう一度実施をして、それで状態を見て、一応この健康診断については、その時点の判断になりますが、終了したいというふうに考えています。それから、これらのほかに、医師会の先生にお願いしまして、レジオネラ症の説明会というものをこういった方を対象に実施した経緯もございます。再発があるのか、あるいは風邪への対応はどうするのか、今後の対応というふうなことで講演をいただいております。  それから、この件も2年半が経過いたしまして、裁判も一応結果が出ております。一応の落ち着きを得ているのかなというような私どもの事務的な感じを持っておりますので、これ以後、現在の状態で推移を見守っていきたいというふうに考えておるところです。損害賠償の請求関係については、先ほどご説明申し上げましたが、そういったことで事務的に進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 62 ◯議長(鈴木行雄君) 経済部長・岩田君。                 〔経済部長・岩田 基君登壇〕 63 ◯経済部長(岩田 基君) お答え申し上げます。  農業問題につきましては、先ほど説明したとおりでございます。家畜排泄物法に基づきまして、大規模ということばかりではなく、小規模といいますか、対象規模未満であっても法律に沿った管理基準で家畜排泄物の適正な管理を行うことということになっておりますので、そういう中で処理をお願いしたいというふうに指導をしているところでございます。資金問題等ありますが、個々の農家に応じた形態が違いますので、話し合いをしながら、その中で相談に応じていきたいというふうに考えているところです。 64 ◯議長(鈴木行雄君) 建設部長・吉川君。                 〔建設部長・吉川安延君登壇〕 65 ◯建設部長(吉川安延君) 市長にということでございますが、6号バイパスの反対者の対応につきまして、私の方から答弁させていただきます。  ご質問の中で、市長が反対者に対しまして就任以来対応していなかったというような言葉がございましたが、既に何回も申し上げてあるわけでございますが、市長におかれましては、3月下旬に当選して以来、私ども6号バイパス担当職員を市長室に招集しまして、今後の6号バイパスの取り組みについて協議あるいは市長の考え方を示されまして、協議をしたわけでございます。その後、5月下旬には、各反対者の方々個人個人に、市長、助役ともども、1軒ずつ訪問を重ねて、話し合いをしてまいったわけでございますが、反対者の方々より、会で対応しているので話し合いの前提は5項目の回答をいただくことだというような指摘がございまして、それまでは口頭あるいは図面上での説明をするということで口頭で回答をしてまいったわけでございますが、市長より指示をいただきまして、5項目の回答につきましても、それが話し合いの前提であるということでございますので、出したわけでございます。また、8月に入りましても、いろいろな形で反対者の方に会い、あるいは石岡地方史調査会長に会ったり、その都度お話し合いができるように口頭で要望を重ねてきたわけでございます。そういう形で、今回、説明会が実施されるという段階になったわけでございますが、市長におかれましては、常々、とにかく反対者の方々との話し合いを続けて、ご理解をいただいていくように誠意を持って対応してまいりたいという姿勢につきましては一貫して変わりない形で私どもに話しておりますので、私どももそのようなことにつきまして市長の意を受けて誠心誠意話し合いを今後も持っていきたいと思います。  それから、署名活動のことでございますが、石岡をより良くする会や商工会議所、あるいはひたち野農業協同組合、あるいは6号バイパスの沿線区住民一同の方々が、国道6号千代田・石岡バイパスの建設促進のための要望の署名をなさったわけでございますが、それら等に際しまして、一部の地区につきまして、私どもの方の職員が署名に当たったわけでございます。路線変更を求める会の方々が来庁しまして、市の職員が署名活動を行うのは地方公務員法の職務専念義務違反に当たるということで、中止を申し入れてまいったわけでございます。私どもといたしましては、決して違法ではないというような信念を持ってやっておるわけでございますが、反対をしておられる方々が現におりますので、余りこれ以上地域内に誤解あるいは混乱を招くようなことがあってはいけないという判断をいたしまして、私の方から、職員に対しましては署名活動の中止を言ったわけでございます。それに基づきまして、回答を出してほしいということでございますので、この回答書につきましては、私どもの建設部は関与しておりませんが、総務の方でつくっていただいたわけでございます。読まさせていただきまして、答弁とさせていただきます。「平成14年11月21日付異議申立書において、地方公務員法第30条、第33条、第35条及び第36条の規定を大きく逸脱した行為と記載されてあります。」──職務専念義務、あるいは選挙違反、そういったことの条例でございます。「服務の根本基準である、全体の奉仕者として政治的に一党一派に偏することなく職務を遂行したものであり、政治的行為の制限を逸脱することは行っておりません。また、公職選挙法第138条の規定の署名運動は行っておりません。以上のことから、下記のとおり、要望事項について回答いたします。1. 要望事項1、2項については上記本文からご承知願います。」──職務専念義務違反、選挙違反等のことでございます。「要望事項3については、業務推進のために設置したものであります。」──これは6号バイパス推進室の設置が違法ではないかということに対する回答でございます。要望事項4については、趣旨が不明なため回答ができなかったというようなことを、市長名で、石岡地方史調査会、あるいは6号国道バイパス路線変更の会、それぞれの会長あてに送ってございます。私どもといたしましては、一刻も早く6号バイパスの建設を促進していくために実施してきた行為でございます。私どもの建設部の職務の中にも6号バイパスの促進がうたわれておりますので、それに沿った活動を行ってきたわけでございます。  以上でございます。 66 ◯議長(鈴木行雄君) 9番・山口 晟君。                  〔9番・山口 晟君登壇〕 67 ◯9番(山口 晟君) 3回目の質問をいたします。  ただいま建設部長の方からもるる説明がございました。私はこれまでも木村前市長に対しても質問してきました。また、今回、横田市長に対してもこの質問をしています。これはいろんな見方がありまして、質問している議員は山口議員だけで、山口議員が反対しているからだと、そんなようなことまで言われています。私は反対しているわけではなくて、結局は早く問題を解決したいというのが私はありますので、言葉遣いも強くなります。でありますから、市長に対して厳しい質問をしている……、まあ、厳しいというか、そんなふうにとられては困るんですけど、市長の立場を考えたときに、早くこの問題を解決して、今度横田市長になったらできたという、早くそういうふうな形に石岡になっていただきたい。横田市長にぜひとも、石岡改革、そのために立ち上がったわけですから、それを私は期待しています。ここでまた平行線で行って、もしもこれがだめになってしまったということになったらば、もう……。私もこれは一生懸命議会へ来てやっています。ご存じのように、新聞等でもないことをあったようなことでやられています。これはそのうちはっきりすると思いますが、そういうことで私も来年の4月は危機を感じております。確かに私の質問は、この問題に触れない方が有利だよということを言われます。6号バイパスとレジオネラ問題を質問しないでいれば、そのうちおさまるからというアドバイスをしてくださる方もあります。でも、一応一人の議員として、市民の代表として出た以上は、その問題解決に取り組むのが議員だと思うんです、私は。それに対して取り組むのが市長であって、最終的には市長の権限ですから、いろんな形で市長のことを応援した方々がこうしろああしろと言われて、市長は、こちらを立てればこちらが立たずという非常に苦しい立場だと私は察しております。ですから、私は市長に対して、頑張ってほしいという意味から今日は質問しているわけなので、誤解をしていただきたくない。とにかく、市民の方も大分、山口が6号バイパス問題に取り組んでいると。レジオネラ問題も何かやっていると。やっぱり私は、今この問題を解決しなければ、よその市町村ではなかなか合併していただけないんじゃないかという、そういう心配でやっているわけですので、なるべく早く。今、建設部長から聞きましたから、市長の考えはわかっています。ただ、周りのいろんな意見等がかなり強い意見があるんじゃないかなと私なりに、それにやっぱり市長は困っているんじゃないかと私は思うんですが、とにかく市長が権限がありますから、そういうことは、周りの話よりは、とにかく石岡が一番いいまちになるように、私は再三言いますが、霞ヶ浦を取り巻いた近辺の町村と合併していただきたいというのが私の気持ちでございますので、これは市長、強く要望いたします。小さな合併じゃなく、できるだけ大きな合併をしてください。これは要望ですので。  あと、レジオネラ問題は、264名という方々が、心配して、一回相談しているわけです。それは示談はしていますが、レジオネラの体質がわからないで示談していますから、その後も風邪をひきやすくなったり何かして、相談されている人もあります。ですから、そういう方があるし、自分でも経験があるから、そういう方たちの問題をもう一回、レジオネラというのはこういう問題があって、今そういう問題はありませんか、医者にかかったとかそういうことはありませんかと。それがなければ、それでいいんですよ。そういう対応、264名、この方たちのフォローを。通知を出してもいいと思うんですよ。それで、問題があったときには、医者の診断書とか何かあったときにはそれで対応してやればいいんですから。そこまでの努力はするべきだと思うんですよ。もう示談しちゃったからいい、早く時効になればいいなと、そういう考えじゃなくて、こういう事件が起きた後にこういういろんな患者が出たと。それで今、九州の方でもまた出ているわけですから。それで、この間も、この264名、市でやらなければ私がやるから名簿を出してくれと言っても、出してもらえないですよ。とにかく、問題を解決しないでおいて、このままいったときに、刑事問題なんかに発展したらば、よその地区では合併なんかしてくれませんよ。そういう心配があるから、私は、264名の方を、27名とかそういうのじゃなくて、その方たちのフォローですか、もう一回やるべきだということで私はこの前も質問しました。それが全然……、通知は出したそうなんですが。その後ご機嫌いかがですかとかそういうことじゃなくて、レジオネラの体質はこういう問題だから、後遺症がもしもあったときには大変だから、医者にかかったとかそういう問題があったときにはいつでも相談窓口がありますからというような文章を一筆入れてくださいよ。それを今月中にやっていただかないと、来年、今度終わりになっちゃうんです。市民の方が全部きちんとした対応ができた後に、私は議会で皆さんで検討していただきます。私もちゃんとした診断書とかそういうものをきちんとして、弁護士さんにも相談しておりますから、この問題は、私は一緒になってここでやるんじゃなくて、前から言っているのも取り上げないんだから、これはもう裁判以外ないと思っていますから。だから、今までの困っている方、市に相談した264名に対しての、レジオネラというものはこういう問題があって、後遺症が残るんだよということをきちんと言って、それでなければそれでいいと思う。今回だって、裁判になったのも全然納得いかないでしょう、あれでは。これまでの補償が、大きいのでは、亡くなった方で3,080万、そして2,800万、2,400万という補償もしています。それで、葬式代までも補償しています。そういう問題を考えたときには、今回の2人は納得しないと思います。とにかく、レジオネラの特別対策委員会、もっとあの時点で何か手を打つ方法があったのではないかなと私は考えております。とにかくその問題を早く解決できるようにお願いしまして、私の質問を終わります。 68 ◯議長(鈴木行雄君) 以上で通告によるすべての質問は終了いたしましたので、これをもって一般質問を終結いたします。  以上で、本日の議事日程は終了いたしましたので、これをもって散会いたします。  次回は、明12月12日定刻午前10時から会議を開き、各議案に対する質疑を行います。                   午後 5時00分散会 Copyright (c) ISHIOKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...